2月27日(火)~3月1日(金)②炭焼・春合宿~part2.枝打ち・間伐~ | 森なかま

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京都府立大学森林ボランティアサークル森なかま公式ブログです

 

 

2月27日から3月1日の森なかま合宿の様子を2パートに分けて記録します。

 

 

 

こんにちは。気づけば梅の花は終わり、もうすぐ桜の季節ですね。梅の咲く季節が大好きなスズメです🌾

 

先日、森なかまでは、3泊4日の合宿がありました。

2024春合宿のブログpart2では、

大野演習林で枝打ちと間伐を行った様子を書きますコアラ

 

学生が枝打ちをしている様子や、樹上からの目線をインスタのハイライトにアップしています。

森なかま(@mori_nakama)のインスタグラムはこちら

 

 

 

 

1日目(炭作り)

  

大野演習林に到着。

日が暮れるまで炭作りをしました。

 

京田辺市にある三山木竹林から美山町にある大野演習林まで運んだ竹を竹炭作りに使用しました。

4等分に裂いて、長さを揃えて切り、節を落とし、紐で束ねる様子はまるで炭工場でした。

 

炭作りの様子は「①2月27日(火)~3月1日(金)炭焼・春合宿~part1.炭づくり~」をご覧ください。

 

 

2日目

 

午前中はヒノキの枝打ちです。

 

安全帯・ステップを装着

 

安全帯やステップを使いこなせるのか、という不安。

この重たい装備で急斜面を登るのか、と絶望の気持ち。

 

私を含め何人かの1年生にとって初めての枝打ちでした。

 

歩く

 

ステップに足をかけ、樹高の半分までの枝を打ちます

鋸を幹と平行になるようにまっすぐ入れます。

枝元から少し離れて細くなったところを切ります。

 

癒合しやすくするために切り口の断面積が最小になるよう心がけました。

 

 

午後からはスギの間伐です。

 

5、6人の班に分かれて行いました。

 

 

受口

 

 

 

道具がいいと作業が楽しい

受口

 

樹齢

このスギの樹齢はいくつでしょうか

 

演習林を管理してくださっている方によると、28年ほど前、京都府立大学100周年の時に植えられた杉だそう。

京都府立大学は、1895(明治28)年に創立された京都府簡易農学校に源を発しています。このスギ林をきっかけに自分の通う大学の始まりについて知ることができました。

 

3日目

 

午前中は2日目と同じ場所で枝打ちです。

 

 

 

「のこが斜めに入ってるよー」
空中でアドバイスが飛んでいました

 

3日目

 

 

森係

道具を整備

 

 

二日連続で山仕事をする経験ができて、

森ランクアップしました。アップ

 

 

 

番外編

 

 

 

4日目未明(ピザ生地作り)

 

2時間の経過を映した写真です

右のようになった後、過発酵を防ぐため冷蔵庫に入れました

ピザ生地をこねて一晩寝かせました。

これがイタリアのピッツァ生地(先輩談)。

 

京都府林業大学校の説明会

zzz

 

 

キラキラ

 

最後に

 

 盛りだくさんの3泊4日でとても楽しかったです。

 炭焼について先輩方からお話を聞いたり、事前に配られた資料に目を通したりしていました。

 でも、自らの手で割って縛って詰めた竹が窯から出てきたら明らかに違う物質、固い竹炭になっているのを見て、その音を聞いたとき、理論を超えた驚きがありました。普段からBBQなどで炭を使っているときは炭化する前の姿を想像もしないのに。やってみることの大切さがわかりました。

 危険を伴う、山仕事&炭焼の経験を安全に楽しく段取りよく、学び多く行うためにこの合宿に尽力してくださった皆様、ありがとうございました。この場を借りて感謝申しあげます。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

スズメ🌾