天竜美林ガイドツアー 2024.5.18(土)

浜松市天竜区横山町にある百合若神社の境内と代々林業を営んできた天竜林業研究会の鈴木健太会長のお山にて開催しました。

実は、5月に企画したのは初めなんです。
街中は25℃を越える夏日でしたが、森の中は涼しくて快適!
新緑や花が美しく、蚊も少ないし、言うことなしのコンディションでした。

まずは、神社の周りでお気に入りのものを探して、披露をしつつ、自己紹介をしました。(LEAFプログラムですキラキラ
かわいい葉っぱや刀みたいな枝など、「そんなのあったんだーびっくり」と林業関係者が見落としていたお宝が発見されました。

続いて健太会長のお山まで散策です。
シダの飛行機で遊んだり、咲いている花を紹介したり。



到着したら、おとなチームと子どもチームに分かれてLEAFプログラムの体験です。
おとなチームはお気に入りの場所を見つけてぼーっとしたり、ふかふかの土の上を歩いて、リラックス。
それぞれ見つけた場所のことを共有しました。
電波も届かないので検索したくなる手も止まり、期せずしてデジタルデトックスに。
子どもチームはインストラクターでもある健太会長と一緒に一番古い木と一番若い木を探しました。
おとなチームも合流して、子ども達が探した木を見にいき、健太会長から代々続く天竜の森づくりについて教えもらいました。
 



お昼はいよいよホットサンドづくり。
まずは健太会長が、切り立てのヒノキにチェーンソーで切り込みを入れて、スウェーデントーチを作ってくれました。
音の大きさと迫力にビックリ。



マッチとスギの葉っぱを使って火おこしです。

フーフーしながら火をつけました。



 

おススメ食材は森町の村登屋さんの天然酵母の食パンに天竜の吉田屋さんのハムとベーコン!
チーズに野菜、モリモリはさんで焼いたら、ぱりっとして美味しいラブ


採れたてのクロモジで入れたお茶も大好評でした。

沢で水を汲んで、しっかり消火もしましたよ。
おなかがいっぱいだったから「しょうか」と聞いて、「消化」を連想した方がいて
和みました。



食べて遊んだそのあとは、健太会長の森で摘んできた植物を使ってスワッグづくり。
かわいい作品ができましたキラキラ



予定していたプログラムを終えて、おとなはまったりおしゃべり。

子ども達は追いかけっこをしたり、健太会長のチェーンソーを持たせてもらったり。

 


おとなも子どもも参加者同士が仲良くなって、親戚の集まりみたいな和やかさでエンディングを迎えました。
初めは人見知りをしていた子ども達が徐々になじんで、火おこしや歩きにくい沢での水くみなど、チャレンジしていく姿に「自然の力はすごい」とか、「次はいつ開催?」「また来たい!」と嬉しいコメントをいただいて「やってよかった~」と大感激でした。
次のガイドツアーも頑張って企画しますね!



会場の百合若神社には武道の神様が祀られていて、弓道場もあるんです。
地域の方の弓の稽古の様子も見られて、参加者の皆さんも喜んでいました
会場として快く使わせてくださった横山町内会様、ありがとうございました。

この事業は緑の募金事業の助成を受けて実施しました。

(写真は許可をいただいて掲載しています)