今月の『人材教育』(JMAM刊)に「ポジティブ・メンタルヘルス」の特集記事がありました。‘マイナスからゼロではなく、ゼロからプラスの対策へ’という観点での内容には共感できる部分が多くありました。メンタルヘルスで中心になっているのは、「問題のある人をどうするか」と「問題が起こらないようにするにはどうするか」であり、主にネガティブ要因に目を向けた対策です。もちろん、これは必要なことなのですが、メンタル疾病発生の土壌であり数々のストレッサーを含む組織風土を改善することは難しいという限界もあります。
そこで、積極的に取り組みたいのが、【攻めのメンタルヘルス】とも言われる「個人はもとより組織全体のポジティブ感情の創出」です。
これは、決して目新しいことではなく、どこの会社でもある程度は取り組んでいるであろう「組織活性化、社員がイキイキと働くためのしくみ」であったり、「メンバーを動機づけ、チーム力を向上させるリーダーの育成」をより強化し、徹底していくことに、その突破口があると考えます。
前にも書きましたが、私は「ユニークな社則」が好きです。
前時代的と思われるような朝礼や社内イベントなどは、第三者の目からは『何か宗教がかっていてイヤ』というドン引きの対象にもなりますが、やっている人・組織がそれで元気になるのならいいじゃないか、と思っています。要は、積極的にアクションを起こすことが重要で、その過程で「メンタルヘルスに対する会社としての哲学」も生まれてくるのだと思います。
対症療法としてのメンタルヘルスは精神科医など‘その道の専門家’の領域であり、経営とは距離を置いて取り組まれることが多いですが、攻めのメンタルヘルスはまさに経営そのもの。経営トップ自身が直接コミットして推進するようにしたいものです。
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