久しぶりに築地の町を歩いてましたら、

 

残っていました。

 

貴重な銅板張りの看板建築。

 

銅板で洋風建築を模した看板建築は、

関東大震災の復興期に燃えない外壁素材として銅板が採用されたことによります。

 

時代が付いていい味でてますよね。

 

こんな、下見板張りの長屋建築も残っています。

 

 

この風情はいいですねえ。

京都みたい。

 

軒下のデザイン、とってもいいです。

板張りの張り方、格子のデザイン、太い材、細い材、

 

その組み合わせが絶妙なバランス。

 

 

真ん中に斜め板張りをした、雨戸の板戸の意匠が素晴らしいです。

 

昔は普通の技術だった板戸も、建具屋さんも無くなり、作れる職人さんも減って、

 

今では、こんな建築をつくるのはとても貴重で贅沢なものになっていまいました。

 

この雰囲気やたたずまいを現代の建築にも引き継げないものですかねえ…。

 

あらためて、そう感じた、ブラタカシでした。

 

築地7丁目付近。