昨日の記事で近藤春司さんの近況をお知らせしたところ、
多くの方より近藤さん情報ありがとうのメッセージがありました。
やはり、近藤ファンっているもんですね。
ということでもうひとかたブロック建築のすごい人をご紹介しようと思います。
近藤春司さんのブロックは石積み建築を現代化しようという試みだと思うのですが
このブロック建築に華やかさを加えてレンガ造のような手積みのよさや緑との相性のよさを新築でありながら遺跡のような建築の強さを表現している人ガいます。
その人の名は九州の猛者、首藤廣剛(しゅどうひろたけ)さんです。名前からも何か剛毅な気風が漂ってきませんか
事務所の名前も「アルカイック」、これは始原のとか古拙なとかいった、まあその名のとおりの最近のコンセプチャルな建築とは一線を隔す、力強い建築をつくられています。
この方も弊社顧問の元新建築編集長 石堂威(いしどうたけし)さんから、僕がまだ学生の20年前に、いい建築をやる人がいるよと教えていただいた人です。
首藤さんが用いられるのは、赤く染色されたコンクリートブロックとグレーの一般ブロックの組み合わせによる
シンプルなのに華やかな、骨太なのにどこか暖かい雰囲気をもった壁と床のみの建築です。
首藤さんのブロック建築がすごいのはその窓回りの処理でしょうね。
写真でもお分かりのようにアルミサッシュでありながら、ものすごくシャープに見える。
むしろステンレスの製作モノに見えますが、総工事費1500万円とのことですからもしかしたらスチール製作サッシュにシルバー塗装という大技かもしれませんね。
このブロックの壁面からほんの少しチリを取って沈めてあるこのポジションにサッシュを留めることは非常に難しいんです。ブロックのフェイスシェルの30ミリの部分にはアンカーが利きませんから。
ということで、きっと首藤さんは溶接アンカーの位置を制限しないように、サッシュは全てスチール製作だと考えられますがどうでしょう?
このように首藤さんの設計は壁と開口部の切り分けが、大胆にして剛毅、それを補うようにサッシュや建具には細心の注意を払っていらっしゃるわけです。
それがあのような繊細で力強くそしてシヤープなブロック建築を産むのでしょう。
首藤廣剛さんのリブロック。
首藤廣剛さんのホームページ。
多くの方より近藤さん情報ありがとうのメッセージがありました。
やはり、近藤ファンっているもんですね。
ということでもうひとかたブロック建築のすごい人をご紹介しようと思います。
近藤春司さんのブロックは石積み建築を現代化しようという試みだと思うのですが
このブロック建築に華やかさを加えてレンガ造のような手積みのよさや緑との相性のよさを新築でありながら遺跡のような建築の強さを表現している人ガいます。
その人の名は九州の猛者、首藤廣剛(しゅどうひろたけ)さんです。名前からも何か剛毅な気風が漂ってきませんか
事務所の名前も「アルカイック」、これは始原のとか古拙なとかいった、まあその名のとおりの最近のコンセプチャルな建築とは一線を隔す、力強い建築をつくられています。
この方も弊社顧問の元新建築編集長 石堂威(いしどうたけし)さんから、僕がまだ学生の20年前に、いい建築をやる人がいるよと教えていただいた人です。
首藤さんが用いられるのは、赤く染色されたコンクリートブロックとグレーの一般ブロックの組み合わせによる
シンプルなのに華やかな、骨太なのにどこか暖かい雰囲気をもった壁と床のみの建築です。
首藤さんのブロック建築がすごいのはその窓回りの処理でしょうね。
写真でもお分かりのようにアルミサッシュでありながら、ものすごくシャープに見える。
むしろステンレスの製作モノに見えますが、総工事費1500万円とのことですからもしかしたらスチール製作サッシュにシルバー塗装という大技かもしれませんね。
このブロックの壁面からほんの少しチリを取って沈めてあるこのポジションにサッシュを留めることは非常に難しいんです。ブロックのフェイスシェルの30ミリの部分にはアンカーが利きませんから。
ということで、きっと首藤さんは溶接アンカーの位置を制限しないように、サッシュは全てスチール製作だと考えられますがどうでしょう?
このように首藤さんの設計は壁と開口部の切り分けが、大胆にして剛毅、それを補うようにサッシュや建具には細心の注意を払っていらっしゃるわけです。
それがあのような繊細で力強くそしてシヤープなブロック建築を産むのでしょう。
首藤廣剛さんのリブロック。
首藤廣剛さんのホームページ。