ご覧いただきありがとうございます。

傾聴できる薬剤師・Fukaです。

 

 

なんで傾聴を始めたかについて

語りたくなってしまったので

それについて書こうと思います。

 

タイトルで

それと分かるようにしておきますので

自分語りが苦手な方は

スルーしてください。

 

ウインクウインクウインクウインクウインクウインク照れウインクウインクウインクウインクウインク

 

 

今でこそこうして

傾聴についてお伝えしていますが

元々、

ネガティブな話と

オチのない話が聴けませんでした。

 

 

なぜかというと、

子どもの頃からずっと

母の愚痴聞き役をしてきたから。

 

 

娘が母のカウンセラー役になりがちという

よくあるアレです。

 

 

母の愚痴は短くても1~2時間。

お酒が入るとエンドレスです。

小学生にとって22時はきつい。

 

もうそろそろ終わろうよの気持ちをこめて

時計をチラッと見ようものなら

聞く態度が気に入らないと

それをネタにさらに1時間延長。

非言語メッセージの威力を実感できた出来事でしたグッ

 

 

 

 

そんなわけで、

相手が誰であれ愚痴が始まると

心のセンサーは全部OFF。

 

そして表面上はノリノリで

うなずきあいづちしながら

心の中では

 

 

この時間がもったいない

 

 

この話、何て言ったら終わるの

 

 

今日のお昼ご飯なに食べようかな

 

 

 

要するに、全然聴いていませんでした。

 

 

特にしんどいのが

嫁姑関係の話題。

これだけはもう、生理的にムリで。

 

薬局に来る患者さんで

お嫁さんの悪口を長々語る方に

対応するときは

やすめの姿勢で腕を後ろに回し

右手で左腕をギリギリとつねりながら

その痛みで気持ちをごまかしつつ

顔だけは神妙な風を装ってました。

 

 

 

 

またある時は、

すごく偉い人のお話を聞くときに

緊張のあまり話が全然

頭に入ってこない体験もありました。

 

その時の頭の中は

 

緊張しすぎてヤバい!!!!

 

ちゃんとできてるかな

 

失礼はないだろうか

 

 

こんなのばっかり。

 

 

 

苦手な話でも偉い人の話でも

どっちにせよ、自分の中の雑音

うるさすぎました。

 

これをどうにか消したいと。

 

 

 

 

 

その当時、傾聴とは

「自分の中の雑音を消して

真っ白にしながら聞くことだ」

と思っていました。

 

 

こんな話聞きたくないとか

緊張しすぎて何も頭に入ってこないとか

そういった邪魔な雑音を消せる技術が

講座で学べるのだろうと

(勝手に)思ってました。

 

 

 

というわけで、

 

本当はあの時、どんなふうに聞いたら

あんなにしんどくなくて済んだのか?

 

心情的に未解決な過去に決着をつけたくて

将棋で言ったら感想戦に臨むような気持で

傾聴講座の申し込みをしたのでした。

 

 

 

 

 

そして参加して冒頭、先生の挨拶で

「傾聴すると自分が楽になる」

みたいなことを言われて、

 

 

はァ?

 

 

ってなりました。

真っ白にするってある意味修行というか

苦労を伴うものじゃないの?

と。

 

 

キョロキョロアセアセ これは……

思ってたのと違うかもしれない。

 

 

私が求めていたのは

真っ白にする技術。

ここではそれは学べそうにないらしいと

理解しました。

 

 

ショボーンでも申し込んじゃったし来ちゃったし。

3日連続の講座で宿も取っちゃってるし。

 

 

これはこれで仕方ないか、

ぐらいのちょっと期待外れな気持ちで

講座に臨んだのでした。

 

 

続く……?

 

 

あなたの明日からの業務に

「楽」が1㎎でも増えたら幸いです。