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傾聴できる薬剤師・Fukaです。

 

 

傾聴といえば

アメリカの心理学者 カール・ロジャーズ。

フォーカシングは、

そのロジャーズの弟子であり

共同研究者でもあった

ジェンドリンによって確立されました。

 

 

フォーカシングとは、

例えば、このキャラクター。

アオイホノオ27巻より

 

この彼は、

高校時代の知人が結婚すると聞いて

「胸の一部が掻きむしられるような感じ」

味わっています。

実際のところ彼の皮膚表面には

目に見える傷はないことでしょう。

だけど胸には

確かにそういう「感じ」がある。

 

この「感じ」に注意を向け、

その「感じ」が

何を伝えようとしているかに

耳を傾けてゆくのが

フォーカシングです。

 

 

これはまさに自己傾聴です。

 

この人物は

かなり強い感情を味わっているので

体の反応も強いようですが、

もっと微細な感じであることも

少なくありません。

 

時にとても繊細な作業です。

 

 

しかし実際のところ、

内側の声にきちんと

耳を澄ますことができる人が

どれほどいるでしょうか?

 

様々なしがらみによって、

心の声を無視したり抑えつけたり、

より大きな他者の声に流されたり……ショボーン

 

 

 

聴き上手を目指すなら

まずは自分の内側の声に

真摯に耳を傾けることをお勧めします。

 

 

何も特別なことや

難しいことではありません。

実は普通に、日常的にできることです。

 

 

例えば、外食のメニューを選ぶとき。

 

 

和食にするか、洋食にするか、

中華かイタリアンか。

肉か魚か。煮るか焼くか揚げるか。

じっくりと内側に耳を傾けて

その選択が自分の中で

しっくりくるかどうか

確認していきましょう。

 

 

すぐにできなくても大丈夫。

筋トレのようなものなので、

日々の積み重ねで段々できてくるでしょう。

 

 

かく言う私も、練習中ですウインク

 

 

キョロキョロ「なに食べたい?」

ちょっと不満「なんでもいい」

と答える前に、

ちょっとご自分の内側に

問いかけてみませんか。

 

 

 

 

あなたの明日からの業務に

「楽」が1㎎でも増えたら幸いです。