神童寺からの続きです。

予定では棚倉駅から加茂へ行って、旧燈明寺収蔵庫や
高田寺に行こうと思っていましたが、

加茂駅から、ビミョーに離れているお寺を探して
ウロウロと歩き回るのも気が進まず、
いっそのこと法隆寺まで行っちゃおうか。
と急に予定変更をしました。

法隆寺はたしか中学校の修学旅行以来です。
修学旅行では、
五重塔と、不気味に笑う古い仏像があった(゜д゜;)
それくらいしか覚えてないです…

久しぶりだよ、法隆寺。

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んだんだ、こんな建物だった。

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中門
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中門の謎?
スマホに夢中な人でなくても、まっすぐ行くと柱にぶつかってしまいます。
なぜこのように造ったのか?


五重塔

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相輪に4本の大鎌が刺さっています。

これは法隆寺七不思議の一つでもあります。

梅原猛氏の「隠された十字架に」書かれている事柄など
思い出しながら見て歩きました。


金堂や五重塔内部、大講堂を見てからご開帳の上御堂へ行ってみる。

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暗い堂内で明かりもつけずに職員の方が
御朱印を書いています。

はぁ~とため息をついていました。
かなりお疲れのようで気の毒でした。

上御堂 御朱印
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聖霊院
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ここで、以和為貴(和を以て貴しとなす)という
御朱印をいただきます。

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順序通りに大宝蔵院へ行きました。

一木彫のお地蔵様に惚れ惚れしてドキドキ


O課長のブログ


国宝玉虫厨子や夢違観音。
人間の形を逸脱している百済観音。
橘夫人の阿弥陀三尊…

やはり法隆寺はすごい。
伽藍やこれらの宝物が拝観できるのですから
1000円は仕方ないです。

なので、修学旅行生はしっかり見て下さい。
酔っ払いオヤジは酒を飲まずに来て下さい。



最後に夢殿へ行きます。

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扉が開いている夢殿は初めてです。

順ぐりに扉の中を覗いて行きます。
奇妙な顔の行信僧都像などがおられました。

ふむふむと最後の扉を覗くと…

金色に輝く方が立っていました。

これが救世観音さま?目

LEDライトにほんのりとライトアップされていて
金色が際立って見えます。

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ひょえ~

この金色のきれいなことにまず驚きました。

しばらくじーっと見ていたら、なぜか涙がこぼれてきました。

なぜだろう?

よくわかりません。

あの大きな目と不思議な微笑みは
すべてのものを見通していて
自分の心の中なんて一瞬のうちに
読まれてしまった。

そんなショック感に似たようなものだったのか…

うーん、やはりよくわからないです。



結局、閉門時間になってしまい、中宮寺にも行かれず
奈良駅に戻ってきました。

もう少し頑張っちゃおうか。

奈良博のオータムレイトチケット700円で正倉院展へ!

閉館時間(この日は19時)の1時間前に入りましたが、
メインと思われる、漆金薄絵盤は一列目での拝観が
10分待ちくらいで思ったほど混んではいなかったです。

   コレ ↓

O課長のブログ


天平時代のセレブな品々を拝観してから
恒例のなら仏像館に♪

快慶の阿弥陀さまにご挨拶をしまして
仏様でお腹いっぱいにしたところですが

もう少しお腹に余裕があるので夜ごはんです。



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ラーメン餃子にビール(笑)

今日もよく歩きました\(^o^)/



蟹満寺から棚倉駅まで20分かけて戻りました。
ここから神童寺を目指しますが、
GoogleMAPは、棚倉駅から神童寺まで2.8kmと表示しました。
私の足では40分以上かかるでしょう。

歩けるかなあ(ーー;)

まっ、行けるところまで行きましょ。

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たまに地元の方らしき車が走るくらいで
だーれもいません。
こんな所を一人でトボトボ歩いている私のほうが
怪しい人です。

かなり歩いたところで
おっと、神童寺の看板見っけ。

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あと1キロちょっとですが、
登りが少しキツくなります。

この辺で、何台かのタクシーにビューンと抜かれました。
神童寺へ行くに違いありません。


ふふっ、勝ったね。


よくわからないけど、
ここまで歩いて来ただけで勝ったようなもんです。
よくわからないけど(T_T)


景色は田園とお茶畑。

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お茶の花です。
初めて見ました。

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石垣が見えてきました。

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なんとか到着しました、神童寺です。

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本堂(重文)におられますのは蔵王権現様です。

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じゃじゃーん
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(以下、仏像の写真は絵はがきから掲載)

神童寺の創建は聖徳太子で、のちに役行者がこの山で
修行をしたとき、2人の神童の助力を得て蔵王権現像を
刻んだと伝わります。

本堂の蔵王権現は室町時代ですが、蔵王権現としては
吉野金峯山寺の蔵王権現に次ぐ大きさです。


本堂の拝観後に裏山にある収蔵庫へ案内されます。

神童寺は三年前くらい前にご住職が変わられたそうです。
南山城のお寺に行くと話題になるのは来年春に開かれる
京都博の南山城展でした。

神童寺からは、天弓愛染様と、白い不動明王様が
出られると聞きました。


天弓愛染明王
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思ったより小さめの方でした。
矢を天上に向けて射ようとしています。

矢を放ったら、空中で逆戻りして

自分の頭に刺さった、

なんてくだらないギャグを考えて…














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ごめんなさい(T_T)





そして、こちらが色白のパンチパーマのオバ…

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私が悪うございます。
お許しを(T_T)

白不動様でした。
ダントツに印象的です。
きっと展覧会でも人気者になるでしょう。


平安仏らしい月光菩薩もいます

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御本尊が蔵王権現とくれば、役行者さん。

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前鬼後鬼がいいですね。
役行者の後背が自然の木を利用して作った感じで
動かすと壊れそうなので移動が大変だというお話でした。

神童寺は来年、収蔵庫を新しくするそうです。
展覧会には出ない仏様はどこかでお留守番ですが
新しい収蔵庫での拝観は、少し時間がかかるそうです。

南山城展が終わってから神童寺に行かれる方は
予め確認されたほうが良いと思います。


素晴らしい仏様がたくさんいらっしゃる神童寺です。
ご住職との会話も楽しく、歩いてきた疲れも吹っ飛びました。


が、

また40分かけて棚倉駅まで歩いて帰ります…





奈良へ来た翌日は雨模様でした。

結局、海住山寺は諦めてJRで棚倉駅に行きました。

前日から痛めたヒザがだんだん悪化してるような感じです。
そうだ、サポーターをつければ少し楽になるかも。

駅のそばにドラッグストアは…

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ないよね(T_T)


駅から約20分とのことで、歩き始めます。

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歩くときの足の裏の接地の仕方で痛みが違うので
試行錯誤しながら歩きました。
先が思いやられます。

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あと少しかな。

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やっと着きましたー\(^o^)/

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拝観をお願いすると、
どうぞ本堂に上がって下さい、とのことで
自由に拝観できます。
説明はテープを流す方式です。

御本尊は釈迦如来(国宝)。
丈六。白鳳期。金銅仏。

こんな仏様が新築の本堂でピカピカの台座に座っていらっしゃるのも
シュールな雰囲気です。

白鳳時代といえば約1300年前のこと。


そうだよ。
1300年さ。わたしはそれを見続けているんだ。
これも自然の成り行きでおかしなことではないんだよ。


大きなお釈迦様はそんなことを仰っているようでした。


蟹満寺といえば蟹の恩返しの伝説。

食べられそうになった蟹を助けた娘。
娘の父は蛇に呑まれそうなカエルを助けるために
その娘を嫁にやると蛇に約束してしまう。

数日経って蛇は約束通り娘をもらいに来ます。

そりゃ蛇の要求は正当だよ。
反故にされた蛇は怒るわね。

結局、蛇は蟹たちの恩返しによって退治されてしまいます。
いつも悪者の蛇は気の毒な気もします。
お父さんも出来ない約束はいけないよ。


そういえば、私。

居酒屋で唐揚げになる前のサワガニを助けた
ことがあるんです。
かわいそうなので家に持って帰って水槽で飼ってました。

無事に冬を過ごし、春には脱皮もし、
一年半くらい生きてました。
お箸で餌をやるとハサミで受け取るくらいになって
とても可愛がってたんです。


恩返し来るかな。

いや、やっぱり川に返さないとダメ?

仲間も食べちゃってるしね(ー ー;)


蟹満寺から棚倉駅へ戻る道では、住宅地も通りますが、
地元の方は、子供さんもお年寄りも道を歩く見ず知らずの私に

こんにちは。

と声をかけて下さいました。

いいところだなぁ(^_^)

これから神童寺まで歩かなくてはなりませんが
不思議に足の痛みもそれほど気にならなくなりました。

そういえば蟹満寺は足腰の痛みにご利益があるのでした。

そして、いま考えると、
これが私の蟹の恩返しなのかな( ̄▽ ̄)
蟹が歩く力をくれました。

蟹さん、ありがとうございます。

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