また日にちが経ってしまいました…
どうもテンションが下がってますが。

こそこそっと更新σ(^_^;)

ここは小浜線の若狭本郷駅です。

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ここから秘仏ツアーのバスに乗りました。
このツアーはおおい町の普段は非公開の仏像を
拝観できるというコースです。


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まず、おおい町の郷土資料館ですが
仏教彫刻の展示数は多くはないです。
長楽寺の阿弥陀様のレプリカなどがありました。

バスは大島半島に入りまして
青雲寺へ行きます。

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こちらのお寺も世話役さんが守っています。
収蔵庫に安置されていますのは毘沙門天のファミリーです。
(写真は絵はがきより)


毘沙門天(像高100.9㎝)
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毘沙門お父さんは、中央にいるので腰を捻っておらず、
宝塔も持っていません。


吉祥天(57.9㎝)
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奥さまの吉祥天は衣文の彫りも細かくて
美しい方ですね。
顔の作りは肥後定慶っぽいなと思いました。

善膩師童子(46.7㎝)
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善膩師童子は、毘沙門天の末っ子です。
あどけない表情がいいです。
一人でも十分存在感があります。

三尊とも鎌倉時代作で重要文化財です。
小ぶりな像ですが、

仏師は一流の作技の持ち主であったと示している…

と、解説書にある通り、とても整った感じの仏様でした。

毘沙門天三尊がそろっている例は少なくて
京都の鞍馬寺、高知の雪渓寺と、おおい町青雲寺の
三か所ということです。


次は定禅寺
こちらも収蔵庫で世話役さんが…

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まだ開いてないσ(^_^;)


しばらく待ちまして開けていただきました。
お守りしているのは近所の漁師さんのようでした。




平安時代末期の不動明王様です。
海上での安全を守る、波切不動尊として信仰されてきました。

堂々しとた体躯で緑や青の色彩がよく残っています。
このお不動様はとても力を持っていそうです。

収蔵庫ではなくてお堂にいらっしゃったら…と思うくらいに
写真より実物のほうがはるかに良いです。

(写真はおおい町HPより)



そして、大島半島の旅館でお昼ご飯をいただいて、
午後の部は長楽寺からです。

丈六で立派な阿弥陀様です。

(以下、写真は解説書より)
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多聞天
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下を指さして不満げな表情です。


飼い主が始末しないから、
フンでしまったではないかむかっうんち


と、いうことではないですよね(;^_^A


長楽寺は一般公開されていましたので
他にも拝観客が来ていました。


最後は意足寺の千手観音様

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昭和28年の台風の豪雨で、お堂ごと流されてしまいましたが
奇跡的に無事に出現されたという十一面千手観音様です。
像高は109㎝。若狭の仏師の特色をよく示しているとのことです。

これらの仏像は全て収蔵庫に安置されていました。
ご住職がいても他のお寺を兼任されていたりして
常時拝観は難しいのかなと思いました。

ちなみにご朱印を戴けたのは、長楽寺と意足寺だけでした。

このツアーには、馬頭観音の中山寺と馬居寺は入っていません。
二つのお寺の馬頭観音様は後でゆっくり、でしょうo(^-^)o



終わりに…

福井県にはご存知のとおり原発が4ヶ所もあります。
大飯発電所もその一つで、大島半島の山あいには
高圧送電線が張りめぐらされていました。


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写真はガスっていてよくわかりませんね。

大飯原発で発電した電気はほとんど
滋賀や京阪神に送られているそうです。

この地域に限りませんが、原発があるところにも
何百年もの長い間、地元の方達が守り続けた
大切なものがたくさんあるのです。
人々の暮らしももちろんですが。


原発は難しい問題だと思いますが
山々に連なる送電線を目の当たりにすると
なんとも複雑な思いでした。

さて、松尾寺から金剛院まで歩いていくわけですが、
これは結構距離がありました。
松尾寺駅からはさらに30分くらいでしょうか。
雨が降ったり止んだりの中を歩いて金剛院に着きました。
受付で宝物館の拝観予約の旨を告げますと
女性の方が収蔵庫を開けて下さいます。

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平安時代の阿弥陀如来様
多聞天、増長天様。

鎌倉時代の快慶作
深沙大将、執金剛神様

室町時代の金剛力士像。など。

説明はCDプレーヤーがありまして、
これを聞くのかな?
とスイッチを入れました。

御住職の声で順番に説明が進みまして
快慶作のお二人の前に来たとき、

ブー、ブー、とポケットの中の携帯が
小刻みに震え出しました。

着信は0773-xxxxxxと舞鶴市外局番です。

もしもし。

もしもし、こちらは◯◯◯でございますが、
チェックアウトされたお部屋に
ガマ口型のお財布をお忘れです。
お預かりしていますがどうなさいますか?

えっー、本当ですか( ̄◇ ̄;)

ホテルに指名手配されていました。
取りに行くにも電車の時間が(T . T)
小浜線はお昼頃には1時間くらいスッポリと電車がなくなるのです。

時刻表を見たら45分後に東舞鶴行きがありました。

これの次の電車は14時頃になってしまいます。


もう無理かな…

お寺の方にタクシー会社の電話番号を聞いたりして、
落ち着かないまま拝観は終わってしまいました。
こういう心が落ち着かない時は仏様と向き合っても
ロクなことがありません。

これはタクシー呼ぶしかないな…

と、覚悟して金剛院の奥様手作りのぜんざいを食べて
ゆっくりしようと思いました。

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甘いものは疲れが回復しますね。

ここで時間を見たら、電車が来るまであと30分でした。

東舞鶴までタクシー使うと8御朱印。

ケチな根性がムクムクと湧き上がり
即決しました。

ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3 走るぞー

間に合いました。
金剛院の滞在時間を多めにとっていたので
忘れ物を取りに行っても次の予定に支障を出すことなく済みました。

なので…,


金剛院のジンジャー大将と
執金剛神さま、とても印象が弱いです。


今、思っても、二人並んでたなぁ。




うー、ウォンテッド!!







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ごめんなさい。深沙大将様。


ごめんなさい。快慶さま。



でも、




うー、ウォンテッド!!




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似てるかな、なんて……


だれも…思いませんよね(T_T)







今までうまくいっていたのに


今回の旅の唯一のチョンボでした。


松尾寺の宝物館は、春と秋の観光シーズンに公開されています。
期間はその都度ホームページなどでご確認下さい。

宝物館自体はそれほど広くはありません。
右手に山門の仁王像のお二方が立っています。
寺伝では運慶作と伝わりますが、近年の修理では
鎌倉時代末期の作だとのことです。

しかし、解体修理でパーツや組み立て方が東大寺南大門の
金剛力士像と非常に似ていることがわかり、
慶派の造形様式や技法が受け継がれた優れた作品として、
今後の保存のため宝物館にお引越しされたようです。

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写真では隠れてしまいましたが、足の親指を上に持ち上げて
力強さが表現されています。

他には、左側にいらっしゃる地蔵菩薩坐像。
鎌倉時代初期のいかにも慶派、らしい美しい方ですが
保存状態があまり良くないせいなのか、
印象が薄かったです。

そして、正面にお座りの阿弥陀如来様。
快慶初期の作品です。

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絵はがきより


若々しい感じですね。

仕事は迅速でバリバリ。
24時間対応致します。
お気軽にお電話くださーい。

という感じですかね。


阿弥陀様はやはり平安時代の優しい感じの
方が心癒されるような気がします。



しかし…、
時代は鎌倉時代。


いざとなったらわたしが間違いなく
あの世にお連れしよう。

だがすぐにあきらめるでない。

必ずわたしの前に戻って参るのだ。


鎌倉時代の武士達は、この阿弥陀様のような仏様には
絶対的な信頼感と強い意志を感じていたのではないかな…

しばらく見ていたらそんなことを思いました。


さて、ありがとうございました。
時間を見ながらそろそろ退出しようとしましたら

宝物館の解説員の方が

あのう…
ここのメインは仏画なんですが…

ああっそうでしたね、どれどれ;^_^A

素晴らしく色彩が残る国宝の絹本普賢延命像や
愛染明王様の仏画のお話も
楽しませていただき宝物館を出ました。

丹後地方には、由良のお地蔵様、松尾寺の阿弥陀様、
舞鶴の金剛院では二体の快慶仏がいらっしゃいます。

この後は金剛院の宝物館拝観を予約していましたので
急いで青葉山を下山しました。

金剛院の宝物館は後ほどにしまして、

朝、松尾寺駅で会ったネコ駅長のことです。

帰りに松尾寺駅から電車に乗るために駅に近づくと
駅長さんは駅舎の入口に座っていましたが、
なんと、私のことを見つけるなり、にゃぁ、と
笑って(ホントに笑顔なんですよ)
すり寄ってくるではないですか!

私のこと覚えていてくれたの?!

驚きましたね。
よく見ていたら、次に来たお客さんにも
ちゃんと挨拶していました。
たいした駅長っぷりでした。
いつまでも元気で駅務をこなしてほしいです。

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ネコ駅長、可愛かったなぁ(≧∇≦)