おはようございます。
いつもありがとうございます。
今日は二つの話題について。
まずはモバイルバッテリーから。
やはり恐れていた事態が起こりましたね。。
以前モバイルバッテリーについてはこのブログでも書いています。
しかし一人でモバイルバッテリー4つ持っているとは💦あまりこの辺りの事情には詳しくないのですが、今どき普通なのでしょうか?私は普段1つ持っていますが、重いので持ち歩かないことも多いです。たくさん電子機器を使う人にとっては、たくさんモバイルバッテリーが必要なんでしょうか。
いずれにしても、今後日本でもより厳しい持ち込み制限が始まるのではないか?と見ています。
そして、昨日新たに入ったニュースから。
これではまだ詳細がわかりませんが、昨日の当該便をフライトレーダーで確認してみると。。。
出典:フライトレーダー
羽田空港のRWY05から離陸した際、どうも滑走路左側にアラインしているように見えなくもありません。
フライトレーダーは精度がイマイチなことが多いので、これだけで判断はできませんが、もしそうであれば以前JALの機体が起こしたインシデントと全く同じです。
私も夜間、RWY05から離陸することがありますが、確かに見間違えそうになるほど中心線灯の不点灯がいまだに続いています。
今回ANAが羽田にリターンした件の詳細は不明ですが、仮に以前のJALと同じ原因であれば、明らかに施設管理の問題が大きいと思います。
「なぜ中心線灯の不点灯を何年も放置しているのか?」
「放置ではない、修繕中だ」とか、「そもそも中心線灯は必須の設備ではない」という意見もありますが、一度滑走路灯と中心線灯の見間違いが起こった滑走路=構造的にヒューマンエラーが起こりやすい滑走路ということです。「気をつけて間違えないようにしましょう」ではなく、ハード面で何らかの対策をしないといけないのは明白です。737は特にコックピットの着座位置が他機種と比べて低く、地上走行においては全体の誘導路形状が俯瞰しにくいという特徴もあります。
今回も無事に羽田にリターンし、乗員乗客も無事に降機されたと聞き旨を撫で下ろしています。
何度も書きますが、現時点では今回の原因は特定できません。しかし、フライトレーダーと夜間のRWY05離陸で滑走路照明に破損、という記事から想像すると、もしかすると以前のJAL機と似た原因も考えられます。
安全運航を担うパイロットとしては、ミスを誘発する「スレット」は少ないに越したことはありません。
日本の特徴である、「人が頑張って設備の不具合をカバーしていきましょう」は古い考えですが、いまだに根強く残っています。
みなさんには引き続き安心して飛行機に乗っていただきたいと思っています。
みなさんの航空安全への関心が高まり、乗客としてできることを考えてもらったり、イレギュラーな事態でも焦らずに行動していただけることを目的にブログを書いています。
今後もそういった視点で、みなさんにわかりやすく情報をお伝えしていこうと思います。
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