おはようございます。

 

いつもありがとうございます。

 

今日は航空気象についてお話しましょう。

 

皆さん、春の天気ってどんな印象を持たれるでしょうか?

地上では少しずつ暖かくなって花が咲き、穏やかなイメージですよね。

しかし上空は少し違って、なかなかの荒れ模様なんです💦

 

それは・・・ジェット気流の蛇行と気温変化が激しいからなんです。

「上空の気圧の谷(トラフ)」と言ったりもします。

 

地上天気図では一見、全く問題のない天気でも上空は風の流れがグチャグチャで揺れる、ということがよくあります。

 

この時期は、上層天気図を見て「今日は飛ぶところ無いかもなぁ」なんて話しながら巡航高度の選定に迷うことが多いんです。

 

巡航高度が高ければ高いほど揺れない、ということでもないのがミソです。

 

現に、最近では40000feet近辺の揺れが報告されていて、みんな35000feet前後でフライトしているなんていう場合も意外と多いです。

 

 

ちなみに飛行機の機種ごとに「最大巡航高度」が異なります。

 

 

また、最大巡航高度まで上がるにも「重量制限」があります。

 

長距離国際線の飛行機は、前半低めの高度で巡航して徐々に高度を上げていくのは「重量制限」があるからです。

国内でも同じことが言えます。

 

いつも最大巡航高度で飛ぶ訳ではないんです。

 

 

「今日はなんでこの高度で飛んでるんだろう??」

そんなことを考えながら飛行機に乗るのも、楽しいかもしれませんね!

 

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