今日より明日 -4ページ目
いつも何かをするたびに
比べられるから
少しでも勝つためのことを
してきたから
どこでも何かをするたびに
比べられるから
僅かでも勝ることを
してきたから
世の中の決まりとか
しきたりとかはあるけど
今できる確かな何か
言いたいことはあるけど
いつでも何かに囚われることに
比べられるから
かすかでもやれることを
やりたいから
それでも実は何をするのか
分からないことを語ろう
それが今の自分だから
それしかないだろう
あるいは勝ち負けの意味が
間違っていたのかも
他人の基準で勝ち負けを見るのか
君はどこにいるのか
寝ぼけ眼の太陽が
油断をしているうちに
先に進んでおこう
今日もきっと思いきり暑い
道端の名もなき花が
誰にも気づかれないうちに
心に刻んでおこう
明日も見られるか分からない
この道の続く先に
この花の咲いているうちに
何もない1日を送ろう
空白という豊かさを得よう
やがて照りつける夏の陽を
心と身体で受け止めて
何かの形に変えて
明日を生きることにしよう
錆びついた身体を嘆くよりも
それでもできることを探したい
昔よりできないことを数えるよりも
今しかできないことをみつけたい
時は悲しいほど残酷に奪う
それを防ぐ手立ては分からない
人は厳しいほど冷酷にはかる
それに抗う手段はどこにもない
最高の宝石として輝くよりも
その石にしかない味わいを見つけたい
世の中の序列では下位だとしても
他では出せない色を見せたい
誰かに負けていることを嘆くよりも
他者ではできないことがあると言いたい
世間で盲信されている物差しよりも
本当の価値を示したい
誰もが歪んだ
レンズを通して
世界を見てる
仕方ない
僕もなんだ
歪んでいる
歪んでいることを
気づいただけでも
儲けものといえる
危ないこれが
本当の世界だと
信じていたから
目の前にあることを
あなたは信じますか
それは本当の姿ですか
私からすれば
本当の姿を
見つけるのは難しい
実はこうだったと
気づく機会を
確実に逃している
誰もが歪んだ
レンズを通して
世界を見てる
その世界は
美しいですか
それならば幸せでしょう
その世界は
醜いですか
それならば悲しいでしょう
平たい石を選んでサイドスロー
絶妙な着水ができれば石が浮く
冷たい石を触って見つけ出そう
まだ誰も見ていない風景がある
何度も跳ねる石もいつかは
落ち着くところへ落ちてく
何度も浮かぶ時もいつかは
落ちてくところへ落ち着く
僕が何度も投げたサイドスロー
絶妙な場所に飛んだら君が笑う
少し意地になって投げ続けよう
まだ見たことないものを見せよう

