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今日より明日

いつか誰かに曲をつけてほしい歌詞の卵を書いていきます。制作の裏話はXに書いています。


実はずっと前から花が咲く用意はされてた

誰も気づかないうちに準備は万端だった

どこの誰なのいつの間にか花が咲いたなんて

いつも何していた毎日この道を歩いていて


実はかなり前から心がそこに向かっていた

僕も知らないうちに全ては満たされていた

他の誰のことでもないこの自分の胸の中

紛れもなく知りぬいたはずの心はどこにあるのか


もう少ししたら花は咲くだろう

その時綺麗とみんな立ち止まるだろう

あと少ししたら僕は話すだろう

その時あなたはなんて答えてくれるだろう




私たちにはいくつかのカイがある

見えるものもあれば見えないものもある

カイはどこにもあってどこにもない

だから探そうと思っても見つからない


私たちにはいくつものカイがある

快感、快楽、愉快、軽快もある

カイはすぐ生まれてとどまらない

そしていつの間にか目の前にはない


私たちにはたくさんのカイがある

壊滅、解散、不快、後悔もある

カイは図らず生まれ仕方がない

さらに黙って広がり憚らない


私たちには必要なカイがある

解決、快諾、視界、生甲斐もある

カイはいつでもどこでも欠かせない

つまり何がなんでも手放せない





街を歩けば思い出す
自分がどこから来たのかを
街を歩けば忘れない
私は何者だったかを

私は何もわからない
どうしてこの地にいるのかを
私は何も知りはしない
なぜなら始めから知らない
自分がどこから来たのかを

街を歩けば忘れ去る
自分がどこにも属さずに
街を歩けば思い知る
私は何にも分からない

数限りない励ましと
それにも劣らぬ辱め
街を歩けば
街を歩けば
とても冷たい陽が昇る
だけど優しい夜が来る

梅の小枝に止まれるは
春告鳥か何鳥か
つぶやくやうな囀りは
何を喜ぶ心持ち
それとも胸に思へるか
晴れることなき心向き
まだ肌寒き青空に
溶かし難きやその思ひ
ただ一人なる枝の上
止まれるものは我が想ひ

まだ来ないバスを待っている僕に

君は笑顔で話しかけてきた

あせらないで落ち着いて

バスは必ずくるから


それでも来ないバスに苛立つ僕に

君は優しい視線を合わせてきた

諦めないで心鎮めて

バスは必ず来るから


何度も裏切られて

何度も失望して

一度も得たことがない安らぎ

一度も見たことがない風景


まだ来ないバスに不安な僕に

君は笑顔でささやいてきた

恨まないて悲しまないで

バスは必ず来るから


やはり来ないバスに打ちしがれた僕に

君は溜息を小さくついていた

諦めないで明日を信じて

バスは必ず来るから