12月6日㈬
皆さんにどうお伝えしようか、今、胸がどきどきしています。
つい先日、Lunaお姉ちゃんを見送る日から、
実は調子が悪くまた、耳血腫にもなり
インターフェロン注射に通っていました。
このころは、でも、こんなに元気でした。
ずっと食欲はありました。鶏のから揚げは、
大好物。お台所に来てお座りする子でした。
股関節サポーターが少しずつ緩くなって
痩せていくお尻のお肉が寂しく感じてはいましたが、
自分の脚で歩けることが幸せです。
あれだけ、ティアラママとお医者さん大好きで、
自分の診察ではなくても、診察台に乗りたいと言って
体重だけ測らせてもらうくらいでしたが、
最近は、チックンばかりなので、お医者さんにつくと、
診察室に入るのをとても嫌がります。
可哀そうで、悲しいこと。
こんな日々でしたが、29日から食欲がなく
調べてみると、腎機能がすごく悪いことがわかり、
耳血腫治療より、そちらが優先で、
毎日点滴に通うことになっていました。
食いしん坊のルナが何もいらないなんて・・・
本当に慌てます。
食欲増進薬を入れると少し食べます。
本人は、何か食べたい！でも、
匂ったら、いらない・・・食べられない・・・
体重は27キロ。背中も痩せてきました。
ルナ、頑張ろう。頑張って。何食べてもいいんだよ。
お庭に出ておしっこの後、ここが良いと言って
寝そべって動きません。
嫌な予感です。3年前のティアラも、10年前のモコも、
最後はお庭が好きで、
芝生の方のお庭でおふせして
お日様に当たるのが好きでした。
大地の神様とお話してるのね。
いっぱいエネルギーもらってね、
なんて、泣きながら祈っていたものです。
何だか、その光景をぱっと思い出していました。
12月5日㈫
夕方の予約で
点滴に行きました。先生、やはり呼吸が
大きく少し苦しそうです。
食欲も、回復しないきまぐれ食べです。
この呼吸は、肺炎とかじゃないと思うので、
エコーで調べましょう。
怪しい影が見えました。胸水もたまっていました。
350ｃｃ取りました。そのお水は、透明ではなく
かなり血がにじんでいました。
診断は、やはり
多分、悪性癌でした。細かく言うと、
肺がんなのか、
肺と肋骨の間の中皮に腫瘍が出来ているのか
まで断定できないが、癌が巣くってるのでした。
その原因を調べて特定したからと言って、
何も手立ては無い。
抗がん剤を使う事も、
化学療法を行う事も、無理です。
かーさんは、
覚悟しなければなりません。
この先、できるだけ今の状態を保ちながら、
少しでも、
楽に過ごさせてやるしかないのです。
ルナの肺の中にやはり、悪魔が
暮らしていたのです。
10月末の変な咳、少ししんどそうな呼吸
ずーっとそれが悪さをしていたのです。
これから先は、
この3つ。
溜まってきて苦しくなったら、胸水を抜いてもらって
少しでも、呼吸を楽にする。
腎臓治療として、透析の代わりの点滴を続ける。
長期の使用は、良くないが、
この際はステロイドを増やす。
食欲を増して、好きなものが食べられるように。
もう、ほんとに何食べてもいいんだよ！！
ルナたん！！！！！！
泣きながら心の中で叫びます。
点滴に毎日通うのは、かーさんもルナにも、
だんだん負担になってきました。
肺炎治療の抗生剤も不要なので、
点滴、自宅でもできますか？
出来るのでしたら、いいですね。
という事で、今日から、
かーさんが点滴をします。
母さんは、自分の主催のコンサートとイベントが
この12月に3つもあります。
準備で、多忙です。
パーティーは、すべて断りました。
あ～何もかも、ほっぽってルナと
一緒に居たいよ。
先生、それで、最期は、どうなるんですか？
そうですね、だんだん胸水のたまる頻度が増し、
苦しさが増します。
その時どうするか、ご家族で、
今からお話合いをしといたほうが、
パニックにならなくてよいと思いますよ。
ご家族で、遠いところにおられたりするなら
まだ元気なうちにルナちゃんに
会ってもらっていたほうがよいかもしれません。
今日は、午前中お医者にもいかないし、
私は一緒に居られます。
夕方、点滴しようね。
こんないいい子なのに、
11歳半まで頑張れたから今はプレゼントの毎日
とはいうけれど。
癌って憎いね。
一度住み着いたら、立ち居打ちできない悪魔。
なんでそんなものが侵入したかしらね。
ルナの兄弟、今は亡きハナくんのパパやママにも
元気で頑張ってるはずのりょうくんにもお知らせして
会ってもらっておかなくてはね。
98歳で、施設に居るルナを大好きだった
実母には、伝えられません。
ルナ、毎日一緒に寝ようね。
一日でも、一時間でも、一分でも
一緒にいてほしいよ。
今日は、何が食べられるかな？
色々用意するからね。
先生の言ってた1か月とか、1か月半とか
聞かなかったことにしよう！！。
来年の桜
ルナ、見ようね。
