10月12日(木)朝
手術の日
手術の無事を祈ってくださり、ありがとうございました。
今朝は絶食だよ、ルナ。
毎朝6時には、ご飯のルナ。
なんで?! お腹すいたよ、かーさん!!
「ワンワンワン、ワンワンワン」
3つセットで吠えるルナは、おなかがすいた!!
を連発。ごめんね、今日はないの。
やだ!!おなかすいてるもん!!
お父さんにも、お兄ちゃんにも、
朝ごはん抜きで出勤してもらった。
だって絶対つまみ食い、欲しがるものルナは。
かーさんは、無視して洗濯物を干したり・・・
キッチンで、そうっとコーヒーをのんだ。
ルナは、飛んできた。うっかりだった。
コーヒーの匂い=美味しいお菓子かトーストのルナ。
またしても、「おなかすいてる!!ワンワンワン!」
もう早めに出発しよう!
これしかない!
妙にのろのろ運転のかーさん。
8:30病院到着。まだ30分も待つよ。
昨年の手術以来、大好きだったお医者さんだけど
最近は玄関のステップを嫌がる、ルナです。
血液検査異常なかったので、予定通り手術に。
「ではお願いします。」「あ~辛いね。あ~ルナちゃん
そっちじゃないよ、帰らない帰らない・・・」
「病室にご案内します」
「何が病室よね。檻だよね、ルナごめんよ」(と思った)
手術は、約40分、麻酔も40分
どれくらい浸潤しているか?取れきれるか?
麻酔からちゃんと覚めてね。
10日後の組織検査がどのグレードかによって
転移の確立が違う・・・心配は尽きない。
まっすぐ家には帰れない。
平日の今日、ルナのいない家になんか
帰れない。
一人でカフェでモーニングを食べた。
遠回りの道を選び、買い物をし、銀行に行き、
教会に行き、牧師先生に会えてお話し、
一緒にお祈りをしてただいた。
生きる意味。いのちの終わる意味・・・
安らぎをいただいた。
実は、私自身は、クリスチャンです。
ですが、我が家は仏教。
何か事では、我が家はお寺に。
車の中で、ずっと、お祈りの言葉を繰り返した。
帰宅は、4時になった。
病院から連絡。
少し手術の始まりが遅れたが、すべて順調。
麻酔からも、スムースに目覚め、
安静にしている。思ったより足首はやせていたので、
傷は、皮膚を引き寄せほぼ縫合できた。
「ああ~よかった。目が覚めたのね、ルナ。
よく頑張ったね、ルナ。傷は、皮膚が無いのではなく
縫えたのね。あ~良かった。ありがとうございます。」
どうやって、あの狭い檻の中で寝るのかな?
よく眠れない夜を過ごした。
退院の日
10月13日(金)夕方、迎えに行きました。
兄ちゃんは、仕事早引きしてくれた。
待合で待っていると病室から「ワンワンワン、ワンワンワン」
「あれ?ルナの声。ずーっと吠えてる。
声が枯れるよあんなに吠えたら」
結構待った。カラーを付けて痛々しいルナ。
でも、普通に歩ける!
「包帯はしない方がよいです。
なめたり、ぶつけたりしないでください。」
「昨日かなり吠えてました。
帰りたかったんだよね。ルナちゃん」
「それは、ご迷惑おかけしました。もうしわけありませんでした。」
「いえいえ、術後元気だと言う事ですよ。」
「ああ~よくがんばったね。ルナ。」
帰りの車の中
ずっと私に体をゆだね、ずっと、撫でててと求めてきました。
痛々しい傷でした。悪いものは、取れている
と信じています。
肘カバーの柔らかいレッグウォーマーのところを延長して
傷をカバーするよう、すぐ手縫いで直しました」
ありがたいです。こんなに元気です。
食欲もあります。
起き上がったりするのも、しっかり素早くできます。
10月15日(日)
腸の調子も戻り、いつものご褒美習慣が復活。
「おしっこ行きました。ごほうび、ちょうだい!!」
皆様からの応援メッセージやコメント。
本当に感謝いたします。
順調に傷が癒えていけば23日には、抜糸の予定です。