ハチミツちゃん

頑張ったね。本当に。

うんうん、とりんごちゃんとお話しながら

みんなにありがとう言うあなたの

何と愛おしいこと。



余りに時の経つのが早すぎて
悲しみが、ちゃんと確かめられません
病気がわかって、ほんの2週間、たった2週間。
ゆみこさんは、覚悟を決めて、しっかりと準備をしていました。
りんごちゃんを見送ってまだ1年経たないゆみこさん。
たくさんたくさん看病をしてきたゆみこさん。
こんなことがあっていいのか!ときっと思いながらも、

きりっと自分を強く引き締めていらしたことでしょう。

 

あまりにあっけない・・・・

いっしょに、みんなで、励まして支えてあげなくちゃと
きっと、お友達のみなさんも思っていらしたでしょう。
何とか、会いに行く予定をとも考えていたところでした。
ですが、たった2週間でした。
りんごちゃんにとって特別な存在だったハチミツちゃん。

りんご母さんのようで

りんご姉ちゃんのようで、双子のようで、

ハチミツ母さんの時もあったようで・・・

 

りんごちゃんが、きっと、この病気を知った時

大変な病気、きっととっても苦しいかもしれない。

愛おしいハチミツちゃんに

苦しく長い闘病にさせないようにどんなにか,

願ったことでしょう。

 

今、たくさんの思い出を思い出されていることでしょう。

思い返す時間もこの2週間にはなかったことでしょう。

昨日も、今日もお友達がきてくださって

ゆみこさんとハチミツちゃんに寄り添って

いてくださるんですね。

本当にお友達はありがたいですね。

こんなときひとりでは、とてもいられないです。

 

 

もうすぐですね。入学式。

りんごちゃんが

迷わずこれるようにって待ってくれているでしょう。

6時ですね。こちらの空からもお見送りしますよ。

可愛いハチミツちゃんいってらっしゃい。

ありがとう、楽しい思い出、幸せな思い出

いっぱいありがとう。

ほんとうにありがとう。

 

少しだけ  こんなこともありました

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昨年、りんごちゃんが旅立ってからのち

りんごちゃんのハグドッグを作らせていただくことになりました。

頂いたお洋服や思い出の布で

子イケちゃんの背中にメモリアルを入れられる

バッグや、小さいお洋服を作ります。

いただいた布は、切れ端残らず、出てきた毛玉もみんな

捨てることなくぬいぐるみの綿の中に入れ込みます。

りんごちゃんのお洋服がたくさん送られてきました

 

りんごちゃんの匂いや感触が伝わってきました。
おお~りんごちゃん!と抱きしめて、

一つずつ「これ、何にする?」と相談しながら、

楽しい作業が始まるはずでした。
でも、決まりかけては、ふら~っと

りんごちゃんと交信できない・・時があり。

どんどん時が経ち、冬が終わり、春になり、

春も終わり、夏になってしまいました。

ゆみこさんは、何も言わず、

待ってくださいました。

冬服と、冬のクッション、お出かけバッグに春のクッション、

やっと夏のサンドレス。そして、

ポップコーンの可愛いこの服は?と聞くと

おうち、お部屋、着る、すわる・・・何のこと???

椅子のカバーと思いましたが違いました。

わかりました。お骨壺のカバーです。

ゆみこさんに、不謹慎ですかね?とご相談もしました。

サイズをお聞きしました。ぴったりと

できそうでした。不思議なくらい。

 

半年もかかってしまいましたが、

これは、天の川の美しいお盆に帰りたいんだ

という事でした。

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どんなに、いつかは、この日が

やってくるとわかっていても、わかっていても

わかっていないこの別れの切なさです。

ゆみこさんの心の痛みがすこしでも、

穏やかになりますように。

ハチミツちゃんは、間違いなく幸せでした。

だから、心配はいりません。

りんごちゃんとぴったりとくっついていきます。

幸せだったと、遠く離れたお空を見ながら

ありがとうを言い合いましょう。

ワンコと過ごす日々は、この上なく

幸せです。

間違いなく。

 

🐕WAN FOR ALL

ALL FOR WAN🐕

 


追伸

昨日、今日とスーパーブルームーンでしたね。

一番お月様が地球に近づく時。

眩しい光のお月様です。

そんな満月の日にハチミツちゃん

りんごちゃんがお迎えに

来てくれたんだね。

これから

ちゃんとゆみこ母さんと

イブちゃんを

見守ってね。

お願いね。