ねえ、まだ行かないの?わたしんち・・・

 

 

その前にこのお店に寄りましょう。

あ、あの苺のお菓子屋さんね。

苺凛菓さん。

 

               小さな可愛いお店

 

パティシエにも、可愛いねえ~といわれ

笑顔になる

 

苺の甘いいい匂い・・・

だよね、クーちゃん。

 
ホッとしたような顔のクララちゃんに
やっと、きゅ~ができました。

 

「どっから、来たとね?」

「あ、あの、とおいとこからです!」

「あ~、そ~かあ~。まあ、ゆっくりしていきな」

「あっ、はい、ありがとうございます!」

 

いきなりの大きな、赤牛の質問にたじたじになる。

 

 

さあ、ここよ、ここよ。

アリス姉さんが走ってたとこ。

そんで、今は私が走るの・・・

 

クララちゃんもノーリードで。

ママがちゃんと後から来ているか、確かめながら

 

ママの病は何だっただろうか?

時々忘れてしまうほどの元気さだ。

「クーちゃん!」

「ママ~」

振り向いてママと見合う二人の間には、

しっかりと心が通っていました。

 

ママ~、来てよ~

なんて、素敵な光景でしょう。

 

免の石のエピソードを知りました。

 

山の隙間に挟まった大きな岩が、まるで

猫の首の鈴のようだと。

 

アリスちゃんの森は、

鳥たちの楽園「鳥の塚公園」でした。

 

 

 

しかし、伝説のその岩は、あの大地震で

落ちてしまったのだと・・・

こちらから見ると

、猫の形の大きな隙間になってしまっていました。

 

 

「ねえ~パパ、何見てるの?」
「こうやって、ここから見下ろすんだよ、クララ。
アリスみたいに一人で、山の下を見てごらんよ
ね、クララったら」

 

 

あ、そうそう、いいぞ、クララ・・・

 

 

 

望見所を降りて、今度は、川に行こうよ。

クララちゃんは、だんだんテンションが上がってきました。

 

狭い人の入らない道を、入っていくと

そこは、山の神が宿っているような

秘境でした。

 

水の音が聞こえました。クララちゃんは、

いつものようになんでしょう、

先だって降りていきます。

 

 

そして、澄んできれいな水の中へすぐに

入っていきました。

あのさっきまでの照り付ける日差しは遮られ

冷たい空気と、水は

その暑さをすっかり忘れさせます。

クララちゃんは、一人で楽しんで。

泳いだり出て歩き回ったり、

好きにしました。

逞しく感じられます。

自分で考えて、自分の思うようにする。

きっと、パパとママのところに来たばかりの時は

こんな様子ではなかったのでしょう。

 

 

 

日暮れかかって、最後に寄ったのは

アスペクタ。

広い広い野外ステージの芝生。

何度も

アリスの物語に出てきました。

 

そして、アリスの物語が終わったあの時も

この芝生の上でした。

後ろの険しいあの山にも、何度も

アリスは登りましたよ。

と、パパ。

あの松の木の下で、ママと待ち合わせを

したものです。と・・・

 

いいぞ!そうだ!クララ!

アリスちゃんの駆け回ったアスペクタの芝の上を

今日は、クララちゃんが

はしゃぎまわるのでした。

夕日がきれいでした。

温泉旅館に送ってもらいます。

アリスちゃん、あなたの案内で

あなたの生きた南阿蘇の大地を

一杯感じましたよ。

これからも、アリスパパの胸の中に

生き続けてね。

そして、この阿蘇の森を守ってね。

クララちゃんは、しっかり

あなたの後継ぎを務めていますよ。

白水温泉

「竹の倉山荘」

お部屋の露天風呂のお湯は

素晴らしく、三回も入らせていただいた

モコたんかーさんでした。

 
アリスパパへ
おまけです。パティシエさんの手が映っていない
クララちゃんです。
修正してみましたよ。

アリス物語を訪ねては、明日も続きます。