枚方市にある関西医大 大ホールで、森麻季さんと錦織健さんのコンサートを楽しみました。

その後の話です。

陰気ですし、長いので、スルーしてくださって結構です。





今から40数年前に、私は枚方市にある短大を卒業している。
悲惨な学生生活だった。

最低限の講義で良いと考え、教員免許が取れるカリキュラムかな、それを選択しなかった。
勉強する気がなかったのよ。まあ、私に教員はいろいろな意味で無理だけど、今は後悔している。真面目に学生してたら、人生変わったかも。

第二外国語にフランス語はやめとけと、姉に言われていた。姉と同じ短大だったのよ。
格好つけて、フランス語に決めて、やっぱり単位を落とした。おかげで、自分は2回生なのに、1回生と同じ教室で1年間も勉強したわ。

失恋もして、友人と仲違いして、ギリギリの成績で何とか卒業にこぎつけた。
でも、卒業はしても、おりからの不況もあって就活は失敗続き。
父親の縁故で就職できた。

そんな私の2年間。
辛いことばかりだったのに、懐かしいのは何でだろうね。

そんなわけで、コンサートの後に母校を見に行くことにしていた。



しかし、コンサートが終わった頃、辺りはもう暗い。

お腹も空いてたし、懐かしい場所を見て歩く体力と気力が失せちゃったわ。


あの頃は、枚方市駅から母校に行くバスがあったのよ、たしか。

なのに、そのバス停がどこなのか分からない。母校行きのバスはもうないのかもと、悲観的になったわ。


考えた結果、

樟葉行きのバスに乗った。

途中停車駅を見ていたら、母校はもちろん、記憶にある懐かしい町名が幾つもあったから。


残念だった。

窓から外を見ても、暗くてよく分からない。母校は塀をちらっと見ただけ。

それに、当たり前の話だけど、町も変わっていたわ。


樟葉に着いた。

あの頃、時々だけど、くずはモールをぶらぶらしてたのよ。

フルーツパーラーに入った記憶がある。


やっぱり40数年経ったね。

立派になっていて、私の記憶にあるくずはモールではなかった。

あの頃に見ていた中庭は、敷地が広いからなのか、どこなのか分からない。もうないのかも。



ハロウィンが近かった。



懐かしい光景はないけど、せっかくバスに乗ってここまで来たのよ。
どんな感じなのか、見てから東大阪に帰ることにしたわ。

ここを歩いていて、なんばパークスを思い出した。

ああ、なんばパークスに行きたいなあ。


ここにもハロウィン。



飲食店も多くて、どこに入ろうかと迷ってしまった。
トンカツを食べに行ったら、店の外まで並んでいたのよ。
待つのは苦手だから。

結局は『五穀』さんへ。


刺し身と天ぷらの定食。
私はプチダイエット中だから、ご飯少なめで頼んだ。
注文がある度に、一人前のご飯を炊くからなのか、少なめは無理だと断られた。当たり前やね。

ご飯はやっぱり美味しかった。 
しかし、味噌汁がぬるい。味は良かったけど。
天ぷらも美味しかった。
でも、全体的に小ぶり。特に南瓜。インゲンと同じぐらいの大きさだったから。


長いので、いったん止めます。