こんにちは
今日は曇り空でちょっと暗いですね
ライブビューイングの「椿姫」のお話です。まだ感動が残っています。
原題の「ラ・トラヴィアータ」は、堕落した女という意味だそうです。
なんばパークスシネマはゆったりできます。そんなに広い映画館ではありませんが、席に座るとそう思うのです。落ち着いてゆっくりと映画を鑑賞できます。
一番大きな写真は「椿姫」ではありません。横の小さなものが「椿姫」です。
九番シアターというのですか、その入り口にありました。メトロポリタン歌劇場だと思います。
私がこのオペラを観たのは、中学生だった頃かなと思います。テレビで観ました。かなり忘れていますが、パリの社交界にいる、美しい高級娼婦のお話だとは覚えていました。恋人の父親に頼まれ身をひいたヴィオレッタは、その後に肺結核で亡くなります。実在したひとをモデルにしたそうです、哀しいですね。
パーティーでトランプをしていたアルフレードが、自分に冷たくなったヴィオレッタを、皆の前で罵るシーンを覚えています。女性を侮辱したと、皆がアルフレードを囲んできびしく責めたてます。
アルフレードの父親も現れて、「私には息子が見えない」と言って叱責します。素晴らしいと思いました。
第三幕での場面ですが、死期が迫ったヴィオレッタはベッドの上で手紙を読みます。すべての誤解がとけたアルフレードと、二人の愛を許した父親が、ヴィオレッタに会いに来ると伝えている手紙です。静かに前奏曲の旋律が流れ、歌うことはなく台詞でした。
「もう遅いわ」と、死期を悟っているヴィオレッタは急に叫ぶのです。そして悲しみを歌います。
このあたりが今も記憶に残っています。
今回は演出が違っていまして、息絶えたヴィオレッタの回想となっているようです。冒頭の場面は、たぶんヴィオレッタが亡くなったばかりだと思います。大きな椿の花が見えています。そしてベッドから起き上がったヴィオレッタは部屋から出ていきます。
最初から泣きながら観ました。
音楽の美しさは言うまでもありません。何十年ぶりに観て、このオペラが大変に人気がある理由を、改めて知りました。YOUTUBEなどで観てはいましたが、ライブビューイングで観るのとは違いますね。もちろん劇場で見るのが一番ではあります。
今回はディアナ・ダムラウが主演でした。素晴らしい演技と歌声ですね。
「歌う女優」、「オペラ界のメリル・ストリープ」と言われているそうです。 たしかに、メリル・ストリープと顔が似ていました。
ディアナ・ダムラウのオペラを観たのは、実は今回が初めてです。
YOUTUBEでは、よく聴いていました。「夜の女王」のアリアを聴いて、ディアナ・ダムラゥが名花と言われる理由が、私のような者にも何となく分かりました。凄い、というのが最初の感想です。
アルフレードは、フアン・ディエゴ・フローレスです。素晴らしいテノールで有名ですね。
「乾杯の歌」のシーンです。
すみません、勝手にネットから何枚も画像をもらっています。
音楽で心が優しくなります。
嫌なことも忘れ、数時間は夢のように過ぎました。
豪華な舞台や衣装も楽しみです。
市井の人々を扱っているものも魅力的ですが、どちらかと言えば、私はこのようなオペラが好きかもしれません。
もちろん、「道化師」や「カヴァレリア・ルスティカーナ」などにも感動しました。
オペラが好きだと言ってはいますが、実際に知っているものはわずかです。
もっと知りたいと思います。
機会があれば劇場で観たいとも思いますが、時間とお金がありません。
YOUTUBEでも観ることは出来ますが、画面の小ささと字幕がないことが残念です。何度も観たものならお話は知っていますし、台詞もある程度なら覚えています。でも、初めて観るものは字幕がないと分かりません。
難しいことは分からないまま、美しい旋律と歌声に聞き惚れています。
原作は読んでいません。
ヴィオレッタの死後、アルフレードは彼女の墓をあばくそうです。そのような激しい愛の物語を読んでみたいとは思いますが、おそらく読まないでしょう。 私はすっかり本を読まなくなっています。これではいけないと自覚はありますが、今は読書欲がわきません。今に思うと、若い頃の私はよく読書をしました。
今日は曇り空でちょっと暗いですね
ライブビューイングの「椿姫」のお話です。まだ感動が残っています。
原題の「ラ・トラヴィアータ」は、堕落した女という意味だそうです。
なんばパークスシネマはゆったりできます。そんなに広い映画館ではありませんが、席に座るとそう思うのです。落ち着いてゆっくりと映画を鑑賞できます。
一番大きな写真は「椿姫」ではありません。横の小さなものが「椿姫」です。
九番シアターというのですか、その入り口にありました。メトロポリタン歌劇場だと思います。
私がこのオペラを観たのは、中学生だった頃かなと思います。テレビで観ました。かなり忘れていますが、パリの社交界にいる、美しい高級娼婦のお話だとは覚えていました。恋人の父親に頼まれ身をひいたヴィオレッタは、その後に肺結核で亡くなります。実在したひとをモデルにしたそうです、哀しいですね。
パーティーでトランプをしていたアルフレードが、自分に冷たくなったヴィオレッタを、皆の前で罵るシーンを覚えています。女性を侮辱したと、皆がアルフレードを囲んできびしく責めたてます。
アルフレードの父親も現れて、「私には息子が見えない」と言って叱責します。素晴らしいと思いました。
第三幕での場面ですが、死期が迫ったヴィオレッタはベッドの上で手紙を読みます。すべての誤解がとけたアルフレードと、二人の愛を許した父親が、ヴィオレッタに会いに来ると伝えている手紙です。静かに前奏曲の旋律が流れ、歌うことはなく台詞でした。
「もう遅いわ」と、死期を悟っているヴィオレッタは急に叫ぶのです。そして悲しみを歌います。
このあたりが今も記憶に残っています。
今回は演出が違っていまして、息絶えたヴィオレッタの回想となっているようです。冒頭の場面は、たぶんヴィオレッタが亡くなったばかりだと思います。大きな椿の花が見えています。そしてベッドから起き上がったヴィオレッタは部屋から出ていきます。
最初から泣きながら観ました。
音楽の美しさは言うまでもありません。何十年ぶりに観て、このオペラが大変に人気がある理由を、改めて知りました。YOUTUBEなどで観てはいましたが、ライブビューイングで観るのとは違いますね。もちろん劇場で見るのが一番ではあります。
今回はディアナ・ダムラウが主演でした。素晴らしい演技と歌声ですね。
「歌う女優」、「オペラ界のメリル・ストリープ」と言われているそうです。 たしかに、メリル・ストリープと顔が似ていました。
ディアナ・ダムラウのオペラを観たのは、実は今回が初めてです。
YOUTUBEでは、よく聴いていました。「夜の女王」のアリアを聴いて、ディアナ・ダムラゥが名花と言われる理由が、私のような者にも何となく分かりました。凄い、というのが最初の感想です。
アルフレードは、フアン・ディエゴ・フローレスです。素晴らしいテノールで有名ですね。
「乾杯の歌」のシーンです。
すみません、勝手にネットから何枚も画像をもらっています。
音楽で心が優しくなります。
嫌なことも忘れ、数時間は夢のように過ぎました。
豪華な舞台や衣装も楽しみです。
市井の人々を扱っているものも魅力的ですが、どちらかと言えば、私はこのようなオペラが好きかもしれません。
もちろん、「道化師」や「カヴァレリア・ルスティカーナ」などにも感動しました。
オペラが好きだと言ってはいますが、実際に知っているものはわずかです。
もっと知りたいと思います。
機会があれば劇場で観たいとも思いますが、時間とお金がありません。
YOUTUBEでも観ることは出来ますが、画面の小ささと字幕がないことが残念です。何度も観たものならお話は知っていますし、台詞もある程度なら覚えています。でも、初めて観るものは字幕がないと分かりません。
難しいことは分からないまま、美しい旋律と歌声に聞き惚れています。
原作は読んでいません。
ヴィオレッタの死後、アルフレードは彼女の墓をあばくそうです。そのような激しい愛の物語を読んでみたいとは思いますが、おそらく読まないでしょう。 私はすっかり本を読まなくなっています。これではいけないと自覚はありますが、今は読書欲がわきません。今に思うと、若い頃の私はよく読書をしました。