おはようございます
今日も寒いようですね
さてさて、16日のお話です
もう十日も前ですね……
なんばパークスシネマへ行ってきました
METライブビューイングを観るためです
「サムソンとデリラ」、オペラです

この写真は他のオペラのものです
「アドリアーナ・ルクウ”ルール」というオペラです
観たことがないのです
行けたら嬉しいですね
「サムソンとデリラ」の話に戻ります
このオペラが上映されると知った時から
行く決心をしていました

観たいと思ったわけのひとつは
第二幕の有名なアリアを聴きたいと思いました
「あなたの声に私の心は開く」
メゾ・ソプラノで歌われています
そして今回、その曲を歌うのが
エリーナ・ガランチャです
この人が好きなのも、観に行った理由です
ラトビア出身の、メゾ・ソプラノ歌手
とてもきれいな方です
去年の6月、「薔薇の騎士」を観ました
エリーナ・ガランチャはオクタウ”ィアンの役でした
いわゆるズボン役です(男装)
17歳の美青年であり、元帥夫人の愛人でもある役でした
もうズボン役はされないそうですね
元帥夫人は、ルネ・フレミングです

今回は妖艶な悪女のデリラです
ヘブライ人の英雄サムソンを誘惑するぺリシテ人です
本当に妖しくて美しかったですね

敵であるサムソンを誘惑して
破滅させるのですが
本当はサムソンを愛しているのです


第二幕での歌唱は素晴らしかったです
神からもらった怪力の秘密をサムソンは言いません
それを知りたいデリラは、大祭司に言います
「なかなか秘密を教えないサムソンだけれど
涙を見せたなら聞きだせるだろう」
敵のサムソンを誘惑して歌うデリラは
女らしい魅力があふれています
サムソンも「デリラ、愛してる」と歌います
「あなたの声に私の心は開く」
うっとりします
とても官能的でした
「ああ、私の愛に応えて 私の愛に応えて」
デリラはサムソンを抱きしめて歌います
歌詞も振り付けも、大胆でした
残念ですが、画像がありません
このアリアを聴くために行きました
もちろん、エリーナ・ガランチャも見たかったのです
全体的には、すこし物足りないとは思います
第二幕は圧巻でしたが……
第一幕は合唱が多かったですね
心を激しく揺さぶるようなアリアが好きですから
少し寂しいと思いました
オラトリアではないそうです


でも、第二幕だけでも十分に楽しめました
全幕で、音楽は美しかったですね
サン・サーンスです


バレエも素敵でした
実は初めて見ました
「バッカナール」というのですね
大変に有名な曲だそうです
そう言えば、聴いたような気がします
これも官能的でした


ぺリシテ人の大祭司です
悪役です
第二幕でのデリラとの迫力ある二重唱を
もう一度聴きたいと思います
良い人だそうですが、
悪役しかこないそうです
インタビューで、笑いながら話されてました
エリーナ・ガランチャのカルメンが素晴らしいそうです
YOUTUBE で少し見ました
とてもきれいです、野性的な魅力です
カルメンの、イメージ通りでした
余談
METライブビューイングを観る時
これを食べることにしています
フィッシュ&チップスのセットです

メニューが変わったようですね
ドリンクは山ぶどうジュースと決めていたのですが
もう終わったと言われてしまいました
ちょっとショックですね、楽しみにしていました
そんなわけで、メロンソーダにしました
それと……
勘違いなら悪いのですが
ポテトの量が減ったような気がします
前はもっとあったはずですが
ぜんぜん、足りなかったです
私の気のせいなら、申し訳ないです
