おはようございます。
 かなり寒いですね、暖房をしていますが・・・

 十日の日曜日、なんばパークスへ行ってきました。
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 METライブビュ―イングを観る為です。モーツァルトのオペラ、「魔笛」が好きなのです。何度も観ています。しかし今回が最高でした。さすがはメトロポリタン・オペラだと思いました。
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 王子のタミーノは大蛇に襲われますが、そこを救ってくれたのは夜の女王の侍女三人でした。ザラストロという悪者にさらわれた娘を救い出して欲しいと、夜の女王はタミーノに頼みます。ここで「夜の女王のアリア」の一つめが歌われます。「ああ、恐れおののかなくても良いのです、わが子よ!」です。それを聴きながら、真緑は感激のあまりに涙をこぼしました。
 
 このオペラを観たいと思う最大の理由は、「夜の女王のアリア」を聴きたいからでしょう。超高音と紹介されていたキャスリン・ルイックの歌声を、息をつめて聴いていました。
 
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 そして、見てください。タミーノの美しいこと。この画像は残念です、もっともっと美しいひとです。また、衣装が東洋風だと思いました。
 
 可愛い恋人を欲しいと願う、鳥刺しのパパゲーノが加わります。陽気な彼が登場すると笑いがおきます。
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 タミーノは「魔笛」を、パパゲーノは「鈴」を渡されます。これらが守ってくれるというのです。そして三人の童子に導かれて、ザラストロの城へと向かいます。
  
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 パミーナを救い出したタミーノ達は、「魔笛」や「鈴」の力を借りてザラストロのもとから逃げ出します。
 しかし真実はあらわれます。実はザラストロは有徳の僧であり、「夜の女王」こそが「悪」なのです。「夜の女王」をいさめるために、ザラストロは娘のパミーナを連れ去ったのです。彼のもとで、タミーノは修行をつみはじめます。とても厳しい修行ののち、二人は結ばれます。
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 パパゲーノにも恋人ができます。
  
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 画像はありませんが、パパゲーナという名の可愛い恋人です。
 
 「夜の女王」は滅びます。
 ハッピーエンドですね。
 
 第二幕の「夜の女王」のアリアの二つめ、「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」の素晴らしさには圧倒されました。ああ、来て良かったと思いました。人の声とは思えないほどの高音でした。
 まっすぐに腕をぴんと伸ばして、隙のない表情も魅力的でした。
 
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 「光」のザラストロ、闇の「夜の女王」。もとは夫婦だったと、何かで読みました。驚きますね。