よく降りますね。
 朝は晴れていましたが、やはり雨になりました。窓の外は灰色の空ですし、大阪市内はよく見えません。
 今日は休みです。行くところがありましたが、この悪天候なので止めました。
 
 雨の日に、一人でベッドで物思いにふけっていました。軽く暖房をつけています。洗濯物が乾きません。
 
 最近の私は夢ばかりみています。その夢は、眠る時にみる夢ではありません。
 あり得ない現実に気をとらわれます。
 

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 たぶん、きっかけなどありません。でも一日のどこかで、夢をみています。夢をみるというより、懐かしい夢を思います。思いだして、今の自分自身を考えています。こんな風に書くと大袈裟で恥ずかしくなりますね。
 

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 一昨日だったと思うのです。
 ウオークマンを聴きながら台所にいました。音楽を聴きながら用事をします。
 つけっぱなしにしていたら、大橋純子さんの懐かしいアルバムから名曲が聴こえて来ました。
 シルエットロマンスです。
 
 恋する女は夢見たがりの
 いつもヒロイン つかの間の
 
 ああ、あなたに恋心ぬすまれて
 もっとロマンス私に仕掛けてきて


 若かった頃によく聴きました。でも違いますね。聴いた時の感じかたが、あの頃とは違います。そのことに気がつきました。不思議ですが、それは私が年をとったからだと思いました。
 

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 この曲のような感情は、今はありません。何らかのきっかけがないと、そんな気持ちにはなれません。
 今は職場の悩みや、体力の低下などの不安が強いです。恋愛はどこかへ行きました。切ない恋の映画に、涙はまだ出ます。しかし映画館に行くなら、恋愛もののは考えません。最近に行こうと思った映画は、「パイレーツオブカリビアン」や「変態仮面2」、「ゴジラ」です。
 

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 近鉄百貨店のウィンドウを見ていました。きれいですね。
 

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 勝手に、少し加工しました。私の今の気持ちには、このような雰囲気があります。
 ガラスの靴と言えば、シンデレラですね。知らなかったのですが、今はガラスの靴をプロポーズにつかうのですね。
 驚きました。言われてみたら、そうですね。シンデレラの物語の王子様は、ガラスの靴を手がかりに、愛するひとを探しだしました。
 

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 童話を読んでいた小学生の頃の私を、思い出します。私はよく本を読んでいました。読書が好きでした。あの頃には、今現在の私を予想もしていません。今の私の年齢がとても年なんだと、何となく思っていたような気がします。
 

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 その年齢に来ました。今は読書もしません。夢もみません。職場のことや趣味が、悩みの種の日々ですね。
 昼間はお喋りばかりです。職場でもお喋りしますし、家にいたら娘に相手をしてもらいます。面白くない冗談ばかり、すぐに言います。
 
 でも懐かしい夢を忘れていません。
 かつての恋心を思い出させる曲や、華やかなアクセサリーや化粧品がありますから。
 現実には髪の手入れもろくにせず、娘のお下がりの服を着ています。少しも女らしくないのですが、意外と気にしていません。他のことに関心があります。
 ロマンスは遠くにあるのです。何かのおりに切なくなりますが、離れた場所にあります。こんなお天気の日には、こうして切ないのです。
 
 夕焼けです。そんな時間になっていたのですね、驚きました。
 今日も何もしないままに終わりそうです。毎日がこうして過ぎていきます。
 

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