おはようございます。背景を変えましたが、パソコンでは文字が見づらいですね。
 変えた理由ですか、特にありません。きっと気分転換の一つでしょうね。

 最近の私は、実にセンチメンタルなのです。秋になり誕生日が来て、また年齢が増えたせいでしょうか。物寂しい秋に生まれて幸せだと思います。
 若返りたいですねえ、ある年齢からは、それ以上に年をとりたくないというお話に賛成です。笑いながら書いていますが、そう思う時が多いのです。気分は少し若いかなと、自分では思っています。でも、私の思い込みのようですね。 若い人を見ていて、若くていいなと思うのですから。そして体力などの衰えも実感しています。
 若さは戻らないとあの頃に知っていたら、私はどうしたでしょうか。
 そうですね、もっとお洒落をして、恋愛を楽しみたかったですね。ある程度の恋愛はしました。
 振ったり振られたり、それなりにありました。多くの恋愛をしたとは思いません。何度か恋愛をしてみて、男性から好かれる時期と好かれない時期があるとも思いました。
 結婚してから、好意を寄せられました。私は驚きました。もう若くもなくて、子供を連れている私を女として扱ってくれた人がいました。もとより遊びだったのでしょう、本気の恋愛だったとは思いません。ただ、まだ自分には魅力があるのかしらと、私は本当に戸惑いました。
 私は主婦でした。夫以外の男性の出現に驚き、戸惑い、そして嬉しいと思いました。もちろん何事もなく終わりました。今は彼に感謝の気持ちがあります。



 何かのおりに、子供時代の私を思い出します。ああ、あの頃は良かったなあと思います。
 雪が降る寒い冬を覚えています。道は凍り、つららが見られます。私は暖かい掘りごたつに入り、NHKの「みんなのうた」を見ていました。そして学校の図書室から借りて来た本を読むのです。居間には大きな掛け時計がありました。振り子が動いているのが見え、時が来るとボーンボーンとなるのです。大きな丸い火鉢の前では、祖母が煙草を吸っていました。
 
 そんな幼かった私が、大人になって哀しい恋をしました。私は思うのでした。
 あの子供だった頃の私、こんな恋をするなんて思いもしなかったなって・・・
 そんなことも含めて、私は子供の頃に戻りたいのです。その恋は、苦くていけません。なかなか苦みが抜けないから、困りました。
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 これは、鶏頭の花だと思うのです。
 子供の時、好きではありませんでした。百日草と同じことで、こんなに種類があるのですね。私が知っていたのは、もっと濃い色でした。紅色と言えば良いのでしょうか。そしてこの写真よりも背が高かったと思うのです。今はそのままの姿が可愛いと思うのですが、色合いなどの強さが、幼い私には好みではなかったのです。

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 田舎道を歩く私の周りには、いろいろな花がありました。その名前は知らないのですが、野の花たちは可愛かったのです。 蓮華草やシロツメクサで首飾りを編み、すすきの中を歩くことを楽しんでいました。 鶏頭やあざみには、私は興味がなかったのです。
 花一つをとっても、今の私は違うのです。

 夕暮れの道を歩いていると、子供の頃の暮らしを思うのです。
 結婚して幸せなんだとは思っています。それでもあの頃の自分に戻りたいとも思います、タイムスリップして行き来できれば最高でしょうね。