27日に、いずみホールへ行ってきました。
森麻季さんのコンサートです。
世界で活躍されている森麻季さんの歌声を、生で聴きたくて行ってきました。










コンサートの案内を見たのは、初夏だったと思います。YouTubeで何度も聴いた曲がリストにありましたから、嬉しくてたまりません。

森麻季さん以外にも、世界で歌われて評価されている歌手の方はおられます。それでも私には、森麻季さんが一番なのです。軽やかなソプラノの歌声には優しい気品があります。容姿もほっそりとされていて美しく、失礼ですが年齢を感じさせません。




この写真は、昨年のコンサートの時に撮らせていただきました。同じくいずみホールでのものです。
ヤフーブログにも書いたのですが、私は無理を言ってサインと写真をお願いしたのです。でもにこやかに応じてくださり、本当に感謝しました。
ツーショットもあります。













チケットは生協で買いました。割引きがありましたから、幸運でしたね。

森麻季さんのコンサートですから、S席を取ったのです。前から6列めでほぼ正面という、とても良い席でした。気持ちとしては、すっかりSS席でしたよ。森麻季さんの笑顔がはっきりと見えましたから。















大阪城公園駅に着くと、明るい青空が見えていました。晴れ晴れとした気分が止まりませんね。

あまり時間がなくて、青空とお花の写真は帰り道に撮ることにしました。とりあえずは、いつものように腹ごしらえです。
お茶とサンドイッチを、駅のコンビニで買っておきました。ホールのロビーで、ひとから見えない椅子に座って、急いで食べる予定だったのです。











入場の際に、係りのひとに言われましたよ。
「ご飲食のコーナーでお食べ下さい」

コンビニの袋をうっかり手に下げたままでした。バッグに入れておけば良かったですね。
さすがに恥ずかしいと思いましたよ。
帰宅してから娘に「恥ずかしかった」と言ったのですが、相手にされませんでした。私には恥ずかしいという感覚がないと、娘は思っているのでしょうか。













フェスティバルホールほどの華やかさはありませんが、いずみホールには明るくて優しい雰囲気があります。気持ちを落ち着かせてくれますね。
写真は昨年のものです。今年はわけあって、写真を撮る時間がなかったのです。


















会場は、ほぼ満席でした。
演奏が始まるまでは、写真撮影は許されています。私は撮影が下手ですから、きれいに撮れませんでした。残念ですね。























森麻季さんは、長い髪とドレスがお似合いです。華やかな方ですね。
歌声はもちろん素晴らしく、特に後半の曲が私には嬉しいものでした。
後半の一曲めは、オペラの「ホフマン物語」のなかで、ネジで動く人形が歌うものです。
YouTubeで何度も聴いてます。軽快な高音を楽しみにしていました。森麻季さんは人形の身ぶり手振りで歌われていましたが、ちょっと照れたような明るい笑顔が印象に残っています。

他の曲の時だったと思うのですが、ステージを歩かれていて、ドレスが引っ掛かったようでした。
「あ、ドレスが……」と言いながら直されました。その仕草に気取りがなく、私は森麻季さんをますます好きになりました。













アンコールは3曲もありました。感激しますよね。
本当に素敵なコンサートでした。

















コンサートが終わってからの話が、この記事の主題です。嬉しかったから、書かずにはいられません。

「ホールの中の写真を撮る時間はないわ」と、私は慌ててホールの外へ出ていきました。
森麻季さんのお顔を見るためです。いわゆる出待ちですね。









少し待ちました。
雨も降っていて空は暗く、「森麻季さんにお会い出来ないかも」などと心が迷いはじめたのです。











それに、あることを後悔していました。
他にも並んでおられたひとが、紙袋を下げていたからです。私もプレゼントを用意するべきだったと、悲しくなったのです。手ぶらは私だけかなと、何だか気弱になり始めたのです。











そのように情けなく侘しい気持ちで、森麻季さんを待っている私でした。もう帰ろうかと迷っていたのです。

でも、待っていた甲斐がありました。











森麻季さんが来られました。
館内に、微笑みながら立っておられました。
なんて綺麗な方なんでしょう。




入り口の近くに森麻季さんがおられて、その前に私達は並んでサインの順番を待ったのです。








右下に、森麻季さんのサインをいただきました。大切にします。





はい、嬉しかったのはサインを貰えただけでらありません。
森麻季さんの優しさに感激しました。

「寒いから、もっと中に入ったら?」
そう言われた時は、信じられない思いでした。
まるで古い友達に話しかけるような気さくさに、私はすっかり上がってしまったのです。
人見知りする私ですが、思いきって少しだけ森麻季さんのそばへ行きました。
館内に入るのは躊躇われましたが。
森麻季さんもそばに来てくださり、念願のツーショットです。









サインだけの予定だったようですし、雨もまだ降っていました。その悪天候のなか、私の後ろには何人も並んでおられます。私は自分の我が儘を通していたのです。
後ろに並ばれていたひと達に、ひと言でしたが、おわびを言いました。
「すみません」と、その程度の言葉でしたが、並んでいたひと達は笑顔で私を見ています。有難いですよね、なんと幸せなのでしょう。











雨のなかを大阪城公園駅へと歩きながら、私は幸せを噛みしめていました。なんて素敵な日なのかと、晴れやかな気分でいましたね。











大阪城公園には、葉牡丹が植えられていました。葉牡丹で合ってますよね。お花の名前に自信がないのです。
この花の色合いが好きです。深い緑色や青紫色がきれいですね。















大阪城公園駅を見上げたら、まだ曇っていて暗い空でした。でも私は穏やかで優しい気分でいたから、傘がないことも気になりません。
今日は晴れだと思って、傘を持って来なかったのです。




いつもなら帰りはお茶をのむのですが、時間もお金もありませんから、すぐに帰宅しました。
最近は遊びすぎています。












いつものことですが、過去の画像も多く使いました。好きなものばかりですが、季節も関係なくて、私はいい加減ではあります。