<つづき>
もれは『板を使って持ち上げるのであれば・・・』と
もれ家の畑でトラクターが出入りする際に使う
木の塊を取ってきました。
「これをテコの支点にして持ち上がりませんかね?」
ケタ氏も「なるほど!」と板を挿し直しました。
ケタ氏が板の先に乗ると車体は少しだけ浮きました。
もれが下を覗くとコンクリートの溝より
少しだけ高い位置まで車軸のフレームが上がっています。
「これなら行けそうですよ!」と言うと
「よし!これで行こう!」とケタ氏は板を降りて
おじいさんとおばあさんに板に乗るように言いました。
自身は運転席に乗ってバックするようです。
もれともれ母は
軽トラが横転しないように支える係です。
おじいさんとおばあさんが板に乗りました。
かなりの高齢なので転ばないように
数分かかってですが^^;
先ほど車で通りかかった夫婦のおばさんは
おじいさんとおばあさんが転びそうになったら
支えるつもりのようで、板の横に立っています。
夫婦のおじさんは・・・?と思って周りを見ると
5mほど離れた場所で腕を組んで見ています。
『手伝わないんだね@@;』
おじさんがちょっと前に腰を痛めていたことは
この時点では知らなかったので
なんで手伝ってくれないんだろう?と疑問に思っていました。
高齢者二人が板の上に立ったので
テコの原理で車が持ち上がっているはずです。
もれは軽トラが横転しないようにミラーを引っ張りながら
下部を覗き込みました。
タイヤのフレームはコンクリートの高さに上がっています。
「OK」と合図を送るとケタ氏がゆっくりとアクセルを踏んで
軽トラは30cmほどバックしました。
ここでテコになっていた板がフレームから外れて
車輪のフレームがコンクリートに乗ったので
「ストップ!」と合図を出しました。
恐らく合図を出さなくても振動でわかったでしょうけど。
とりあえず第一段階はクリアできました。
<つづく>






