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【more records】


「天使の歌声」と称される、メルボルン在住オーストラリア人シンガー・ソングライター【Tamas Wells】の6年ぶり、通算7作目となる待望の新作!


モアレコオープン当時から人気でこれまでの作品もロングセラーを続ける タマス・ウェルズ。


タマスがかねてから大ファンだった、オーストラリア人シンガー・ソングライター、マルチ・インストゥルメンタリストであるマシーン・トランスレーションズことグレッグ・J・ウォーカーをプロデューサーに迎えて製作。


ピアノとアコースティック・ギターを基盤にしたオーガニックなアコースティック・サウンドに、ウォーカーによってもたらされたチェロ、ヴァイオリン、マンドリン、クラリネットなどさまざまな楽器による豊潤なアレンジが長く耳に残りつづけます。



先行シングルとなった「It Shakes the Living Daylights from You」が特に顕著ですが、タマス・ウェルズ最大の武器である中性的な美しい歌声の多重録音ハーモニーと、グレッグ・J・ウォーカーならではのソフト・サイケデリック・フォークが融合した新境地。



アルバム・タイトル(「海を飲み干すこと」)はドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの著作からの一節。「もし私たちが”海を飲み干す”なら、その中で航海することができるのか?」と、「神の死」を提唱したニーチェの虚無主義から彼が感じた抽象的な問いかけはタマス・ウェルズが書く歌の本質でもあります。






 Tamas Wells 『To Drink up the Sea』


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超人ルイス・コールとジェネヴィーヴ・アルターディによる超絶ポップ・ユニット【KNOWER】による最新作が登場!


圧倒的オリジナリティと高いミュージシャンシップで世界を魅了する超人ルイス・コール。そのルイス・コールが惚れ込み、フライング・ロータス主宰レーベル〈Brainfeeder〉からも作品をリリースする個性派ボーカリストのジェネヴィーヴ・アルターディの2人による超絶ポップ・ユニット。



2010年からソロ・アーティストとしてルイス・コール名義で作品をリリースしているが、KNOWERとして初作品をリリースしているのも同じく2010年からであり、ルイスにとって、ソロ名義での活動と同じだけの歴史を持つプロジェクトであると同時に、それぞれの活動が理想的な相互関係を持っている。そして、KNOWERの先鋭性や既成概念にとらわれない自由なスタイルには、相方を務めるボーカリストのジェネヴィーヴ・アルターディの才能が大きく貢献している。ルイス自身、そんな彼女からの影響を公言しており、単なるプロデューサーとボーカリスト以上の化学反応がKNOWERでは発揮。



ルイス・コールがプロデューサーを務めた今作には、サックス奏者のサム・ゲンデル、ベーシストのサム・ウィルクスとモノネオン、キーボード奏者のサン・ライことライ・ティスルスウェイトやジェイコブ・マンなど、彼ら二人と親交があり、超絶技巧と個性を持ち合わせた様々なミュージシャンが参加。



ルイス・コールらしい心地よいファンク感に、ジェネヴィーヴ・アルターディのボーカルがアクセントになった逸品アルバム。

MVはいつもの「家」です。






KNOWER 『KNOWER FOREVER』


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こちらではスタッフが個々に選んだ2023年の5枚をご紹介します!


2023年に人気だった作品をモアレコ独自の年間ランキングはこちら。

『more records ALBUMS OF THE YEAR 2023』






橋本(tak)編


Yussef Dayes

『Black Classical Music』


イギリス出身のマルチ演奏者であり、UKジャズ・ムーブメントに火を着けたキーマンもある、ユセフ・デイズがリリースした待望のソロ・デビュー作。

『Black Classical Music』というタイトル通りにBlack Musicの歴史を辿るような流れ。

一枚のアルバムを聴いているとは思えないほど豊かな作品。




Supershy 『Happy Music』


トム・ミッシュのデビュー後、こぞって現れた「ライク・トム・ミッシュ」

お腹いっぱいなムードに、当の本人は次どうするんだろう。。という心配ご無用!な完全ダンスミュージック作品をリリース。

フレンチ・ハウス、フィルター・ハウス辺りを披露する今作は改めて懐の深さを感じさせることに。何も考えずにただただ心地よい「音」を感じられる、タイミングもバッチリ!




Sun's Signature

『Sun's Signature』


コクトー・ツインズのヴォーカリスト、エリザベス・フレイザーとパーカッショニスト、デーモン・リースによるプロジェクト、サンズ・シグネチャー。

2022年のレコード・ストア・デイにリリースされたセルフ・タイトルEPのスペシャル・エクステンデッド・エディションがめでたくCD化。

マッシヴ・アタックの名曲「Teardrop」のヴォーカルとドラムを担当したお二人。マッシヴファンなら外せません。




Little Simz

『NO THANK YOU』


昨年12月にサプライズ・リリースされ、大きな賞賛を集めていた『NO THANK YOU』がフィジカルリリース!

数々の賞を獲得してその地位を確立した彼女が、守りに入らずさらに加速していく姿が心地よい。




Triptides 『Starlight』


西海岸サイケデリアの伝統を継承する南カリフォルニア拠点の新世代のバンド Triptides の新作。これまでもジャンルの壁を行き来して様々な作品を作り上げてきたTriptidesの今作は完全にツボでした。

「何かっぽい」と思いながらも、「これだ!」がまだ出ないでいます。。




<番外編>


Kanye West『Late Registration』


カニエ・ウェストの2005年にリリースされた2ndアルバム。

今年は、なぜかこれを聴いていました。

最近は「イェ」さんになり、よく分からない感じになっていますが、この当時の才能は素晴らしかった。。

Alicia Keys 「You Don't Know My Name」のプロデュースなど、その才能は高く評されていただけに。。







穴原(yuco)


Afternoon Bike Ride 『Glossover』


日系カナダ人ソングライター Lia Kurihara を中心とするインディー・フォーク・トリオ、Afternoon Bike Ride の2ndアルバム!

温もり溢れる繊細なアコースティック楽器とローファイビートに、洗練された複雑なプロダクション、素晴らしく魅惑的なヴォーカルの絶妙なバランス!ヴァラエティに富んだ楽曲たちの中でも『For the Breakdowns』はベストソング!

CD化してほしい!の思いが伝わり日本限定盤CDリリースにつながったことがとてもうれしかった。ポスト・ジャンル時代にひっそり生まれた傑作です!!!


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Ana Frango Elétrico

『Me Chama De Gato Que Eu Sou Sua』




まだ26歳ながらグラミーに名を刻むブラジルはリオのシンガーソングライター Ana Frango Elétrico の3rdアルバム!

ファンク、ディスコ、ブラジリアン・ブギーの伝統からマック・デマルコやストレンジャーシングスにまでインスパイアされた最高に突き抜けたグルーヴィーなサウンドと、このハスキーヴォイスはもはや反則級!


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2歳のオンニャノコもトラにゾッコン!



Enji 「Ulaan」


モンゴル出身ドイツ・ミュンヘン在住のシンガーソングライター Enji の3rdアルバム!

モンゴルの伝統声楽オルティンドーのプリミティブな響きを持った独特のヴォーカルスタイルに、クインテットの控えめな演奏が寄り添った、とっても温かくエレガントな空気感。伝統音楽とモダンなアプローチの融合は大好物です!


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Yaeji『With a Hammer』


韓国系ニューヨーカーの次世代ポップ・アイコン、Yaeji のデビューアルバム!

カオスなほどにジャンルの壁を打ち破り、ロリータヴォイスで畳みかける超爽快なDIYポップ・ミュージック!だけどしっかり心地よくてクセになる、スルメ・オブ・ザ・イヤー!


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Steve Gunn & David Moore

『Reflections Vol. 1: Let the Moon Be a Planet』


RVNG INTL.の新コラボレーション・シリーズ第1弾としてリリースされた、Steve Gunn と David Moore(Bing & Ruth)のインストゥルメンタル・コレクション!

ナイロン弦ギターとピアノが掛け合う瞑想的なアンビエンスが、ゆったりとした時間軸へと誘い、日常の風景も映画のシーンのように。(ここは大宮第三公園?!)


URL: youtu.be



そしてそして、来年早々の楽しみといえばコレ!!

URL: youtu.be

準備も万端!


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