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グラミー賞にもノミネートされた経験を持つ、ハイチ系アメリカ人シンガー/作曲家/フルート奏者【Nathalie Joachim】。


常に自身のアイデンティティを探求してきた彼女が自身の”声”に気づき辿り着いた深くも広い新たなるサウンドスケープ。

従来のジャンル分けにとらわれないエレクトロ・アコースティック・サウンドな作品。


作曲家としてオーケストラから器楽アンサンブル、声楽やダンスの為の楽曲を委嘱されたり、批評家らから高い評価を集めているデュオ、フルトロニクスの共同創設者としても活躍している他、プリンストン大学作曲科助教授のほか、ハートフォード大学ハート・スクールなどでも教鞭をとり、ガブリエル・カハネ、ミゲル・ゼノン、インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル、長年フルーティストとして在籍したコンテンポラリー・チェンバー・アンサンブル、エイト・ブラックバードなど現在最もエキサイティングなアーティストやアンサンブルと共演、レコーディングを行っている彼女が、<New Amsterdam Records/Nonesuch Records>から新作を発表。



英語とクレオール語で歌われる今作は、DNA、祖先、アイデンティティを表現する楽器である人間の声の豊かさをナタリーの声と、複雑にサンプリングされたヴォーカル・テクスチャーが織りなす生き生きとした音のタペストリーの中で、彼女のフルートに盟友エイト・ブラックバードのイヴォンヌ・ラムが演奏するヴァイオリン、そしてジェイソン・トレウティング(Sō Percussion)のドラムがエレクトロ・アコースティック・サウンドを際立たせている。



自身のルーツを向き合い、強烈なまでもアイデンティティの探求を続けるナタリー・ヨアキム。


彼女の中に流れる遺産(と彼女の過去の作品)と、彼女が現在作っている作品を繋ぐ”架け橋“とも呼べるこの作品で、作曲家として声こそが探求すべき楽器であることに気づいた彼女の姿が、本作『KI MOUN OU YE』にある。




Nathalie Joachim 『Ki Moun Ou Ye』


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