107才のピアノと綴る人生の記録と亡き人、愛する仲間たちへのメッセージ【Paranel】 | moreブログ

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【more records】

不可思議/wonderboy、DAOKO、Jinmenusagi、GOMESSなどを輩出し、設立10周年を迎えたLOW HIGH WHO? PRODUCTION(LHW?)の主宰者にしてプロデューサー/音楽家/芸術家

Paranel




イルリメや二階堂和美などもリリースした「モロヘイヤレコード」から【NEL HATE】名義でリリースし、七尾旅人とも比較され、海外からも賞賛されたデビュー作「動物達の演奏会」、LOW HIGH WHO?設立後【Paranel】名義での1stアルバム「タイムリミットパレード」に続くフル・アルバムは、ビートやリズムを排し、聴く者の心にストレートに訴えかける「歌」を中心に据えた作品。

「オールドテープ」




TAMAS WELLSやRADICAL FACE、PETER BRODERICKなど世界中の美しいサッドソングを集める唯一無二のレーベル「Lirico」から日本人アーティストとしては初のリリース。

「タイムリミットパレード」制作時にすでに構想を始め、4年の歳月を掛けて完成した本作は、「人の最期に再生される思い出と過去が詰まったテープ」をコンセプトに、彼が見つめてきた人生の記録と亡きひと、愛する仲間たちへの深いメッセージが込められた、手紙や遺書のような最もパーソナルな作品。

神戸の旧グッゲンハイム邸にて録音。LHW?のピアニストMonk is my absoluteによる、107年前(2012年当時)のPLEYEL製ピアノの即興演奏がParanelの歌に寄り添うように響きます。



(旧グッゲンハイム邸 HPより)


アルバムの冒頭を飾る「温度」のテーマは"妻を亡くした、老いた画家の思い出"



エリック・サティの「ジムノペディ」を引用した「アパートメント」、【不可思議/wonderboy】へ捧げる「バイバイ」、愛猫のことを歌った「TWO」など、愛と悲しみに満ちた13曲。




⇒ Paranel「オールドテープ」

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急逝から5年、今も語り継がれる孤高のポエトリーラッパー【不可思議/wonderboy】作品展が7.4(mon)より開催。本人の自画像をはじめParanelの作品も展示されます。

EXHIBITION OF 不可思議/wonderboy
“SPOKEN WORD BOY”






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