ジャーマン・テクノ、アンビエントと様々な要素を垣間見せる、繊細で幽玄なアルバム sub-tle. | moreブログ

moreブログ

【more records】

故クラウス・ディンガー(ex. クラフトワーク / ラ・デュッセルドルフ)の右腕の一人だったベルリン在住のサウンドアーティスト、オカモトサトシのソロプロジェクト

sub-tle. (サヴトレ)


photo by Hendrik Reichel

ドイツ・ベルギー・スペイン・フランス等、欧州各地にてインプロビゼーション主体のライブパフォーマンスを行なったり、舞踏・現代美術等、様々な分野で各国アーティストへの楽曲提供やコラボレーションをするなど非常にアート方面への日本ではPolaris大谷友介や持田香織の作品も手掛ける等多彩な活動で知られる彼。

今回ご紹介するアルバムは2ndアルバム「leam」



プロデュースにマウス・オン・マーズのアンディ・トーマを迎えて、ゲストボイスとして、二階堂和美、そして kyoka も参加!
また、ベルリンの現代音楽アンサンブル「Solistenensemble Kaleidoskop」や、現代音楽で人気の指揮者 André de Ridder のヴァイオリン演奏、そしてデヴィッド・シルビアンの最新作や、マッシヴ・アタック、ピーター・ガブリエルなどを手がけたマスタリングのTony Cousinsもオカモトサトシをサポート。

アコースティックな生音と繊細なエレクトロがとても幽玄な旋律を奏でる楽曲群を中心としたアルバムで、クラウト・ロック、ジャーマン・テクノ、アンビエントと様々な要素を垣間見せる、まるでヨーロッパの森を思わせる奥深さ。

kyokaの浮遊するようなボイスや二階堂和美の変幻自在なボイスが、また森の妖精のささやきのよう。



森のひんやりとした空気を運んで来てくれるアルバムです。

sub-tle. 「leam」はコチラ