オーストラリアの若者4人がバンガローで生み出したサイケ感漂う新世代フォークロック HUSKY | moreブログ

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【more records】

フォーキーでFleet Foxes系のサウンドを奏でる
オーストラリアはメルボルンの4人組バンド

HUSKY (ハスキー)



フロントマンでボーカルのHusky Gawenda(ハスキー・ガヴェンダ)を中心とする彼らの2012年にSUB POPレーベルからのデビュー・アルバム『Forever So』は、隠れた名盤!




そのHusky自身は自分の部屋で引きこもりながら曲を書きためて来ていたようで、バンドを始めた当初は人前で歌うのにの苦労したような「内向的」な気質を強く持つソングライター。

バンドは「レコードを作る」という目標で動き出しますが、普通のスタジオレコーディングではなく、Huskyの家のバンガローをスタジオ代わりにしたそうです。
物置のように色々なものが散乱している中で、庭からケーブルを引っ張って、台所やダイニング・ルームなど様々な部屋を使ってレコーディング。
もちろん、この時にはプロデューサーやエンジニアを雇うことなんてなく、YOUTUBEなどの動画を参考にDIYで自分達流にレコーディングを進めたとのこと。

こうした完成された音源はLAでデヴェンドラ・バンハート、ジョアンナ・ニューサム、ザ・ストロークスなどを手がけるノア・ジョーンズの手によってミックスされて、このアルバムが完成!

Husky自身が影響を受けたという、CSN&YやBEACH BOYSなどを思い起こさせる楽曲は歌に強い比重を置いたフォーキーで奥深いサウンド。



アメリカのFleet FoxesGrizzly Bearらニューアメリカーナと言われるバンドにも強くリンクするギター、ピアノ、オルガンといったアコースティックなサウンドと
サイケデリックとメランコリックが混じり合う
牧歌的で壮大なサウンドスケープ。




オーストラリア出身ならではの大陸的な空気感は、
内向性の強く出ながらも大らかな楽曲とも絶妙に融け合って
HUSKYならではのサウンドを生み出しているようです。


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