早いもので今年も終わりですねぇ・・・個人的にも波乱万丈な1年でした。
2011年もたくさんの作品がリリースされて気になるものもたくさんありましたが、買いそびれもたくさんあります・・・正直聴ききれてません。。今年はじっくり聴けるシンガーソングライター的なものをよく聴きました。年々激しいのが辛くなってます(笑)
まずはコチラ
cero 「world record」
懐かしくも洗練されたシティポップ的感覚と、個人的にリアルタイムで一番輝いていたと思う90年代の日本の音楽が交わったような
わくわくさせてくれる作品。歌詞の言い回しも文学的で謎めいていて、不安定なんだけど落ち着く歌声がまた心地よい。
キャッチーさも兼ね添えているし、こういう作品が日本のチャートにグイグイ食い込んできてほしいなーと思います。
ライブ一度も観れてないです。悔しいです!この名曲を生で聴きたい。
青葉市子 「檻髪」
ジャケットが白くて分かりずらいので動画のみで。というか、CDももちろん良いけど動画で観たい。
(特に前作に収録されている「腸髪のサーカス」「重たい睫毛」は何度もPV観てました。 )
若干ハタチとは思えない凛とした佇まいで、これまたハタチとは思えないギターのテクニック。
伸びやかな歌声はジブリ作品でも聴いてみたい心地よさ。陰と陽を感じる曲名や歌詞も独特です。特に「つよくなる」「日時計」好きです。
Bon Iver 「 Bon Iver」
もう1曲目「Perth」の叙情的なメロディにブラスバンド風なドラムと少しヘロっとした裏声が乗ってきた瞬間 即買です。
美しいストリングスやコーラスの神がかった曲や、ドラマティックで壮大な曲、アンビエントなものからカントリー風のものなど、
この作品の中にいろんな音が詰め込まれていて、何より印象強い彼の歌声が一本筋を通しているような感じがします。
2011年の顔的James Blakeもよく聴きましたがそのJames BlakeとBon Iverのコラボ曲も話題になりましたね。
Beirut 「The Rip Tide」
19歳でデビューしてから早3作目、それでも25歳らしからぬまとまりと安定感に脱帽の1枚。
ポップなメロディーにトランペットやトロンボーンなどのブラスバンドが大胆に鳴り響いて、ちょっとワールド・ミュージック的雰囲気もたまらない。
電車から窓の外を眺めながら聴いていると、どこか旅に出てきたようなワクワク感が。紳士な歌声も最高!
この笑えるようで笑えない奇妙なPVも好きです。
ツチヤニボンド「2」
大好きなツチヤニボンドの新作。今作も最高! やることなすこと好きみたいです。
前半の疾走感から、後半の穏やかさまで、本当に素晴らしくて聴き終えるまで何もできなる。
坂本慎太郎氏の新作も聴いてますが、こっちのほうが再生回数多い。とにかく今一番好きなバンドです。
この曲を聴くとトロントロンに溶けてしまいます。
来年も素晴らしい音楽にたくさん出会えますように・・・!!
yuco