出産バッグに本当に必要だったもの




視点を定めるための何か


無機質な病室で、痛みに集中しないようにできるだけ目をつぶらず、意識を飛ばす。


大事なことだけど、その時どこを見ればいいのか目線が定まらず苦労しました。




ほんとに何も見るものがなくて、困りました。

夫の顔を見るのも違うし笑


手のひらサイズで、癒されるもの、ふわふわして柔らかいもの、大切な思い出があるものとか。


部屋の目に入りやすいところに、安心して目線を預けられる何かがあれば、痛みへの集中も軽減できたかなと思う。




強く握れるもの

握力ハンドグリップとかあったらどうだったかなと泣き笑い


とりあえずベッド脇のプラスチックの手すりを掴んでいたけど、ぐらつくし気合いが入らなくて笑


最後いきむ時に全力をお尻に持っていかないといけないから、手に力を入れる癖はつけないほうがいいのかも知れないけど、いきむ前段階でちょっと使ってみたかったかも。



本当は歴史ドラマで見るような天井から吊った縄を引っ張りたかったけど、それをやってる病院は多分ない笑


私はたまたま握ったティッシュを握りしめてて、それがちょっと安心に繋がってました。




ホッカイロ

これはあってよかったものだけど、ホッカイロ。


分娩中熱が出て、とにかく身体を冷やされました。


後から調べると万一熱が感染症由来の場合、胎児に影響があるといけないので、熱を下げたかったようです。


薄い分娩着で冷やされて歯が噛み合わないほど震えるので、自己判断でホッカイロを腰と首の下に。温まると震えも陣痛の痛みも緩和されて生き返った。


助産院の出産動画で部屋を暖めているのをみて、温まる事でお産が進むとあったのも思い出していました。


病院の判断は責任問題もあって柔軟にはいかないもの。本能的に身体の声に従うのも大事だと思う。



ボディ用水ティッシュ

これもあってよかった。

無痛分娩は二泊三日の入院で、その間お風呂は入れません。とはいえ汗もかくし、足に血が付いてたりするので拭くだけでもスッキリできました。





出産バッグにいっぱい詰めたけど、出産翌日の今、本当に必要だったなと思うのはこれくらいです看板持ち