こんばんは
大殿筋・PGM(中殿筋後部繊維)・深層外旋六筋などが機能していない為に股関節が内旋変位し、鼠径部に詰り感や痛みを覚える方は多いな~と改めて思ったパーソナルトレーナーの川合 智です
さて遅くなりましたが予告通り・・・
『多裂筋』の話しです
先日、ぎっくり腰の話しを聞いたり、腰椎すべり&分離症の研修資料を作成した為にこの話しを思いつきました
多裂筋・・・
(写真なしですみません)
仙骨から脊椎にかけて下方より上方に向いてついています(超ざっくりです)。
●脊椎の伸展(反る)
●脊椎の回旋(捻る)
といった上記の動きに使われますが、注目したいのは・・・
●椎間関節の保護・安定
に関わるという機能です
つまり多裂筋が弱化していると椎間が不安定な為に腰椎がずれる可能性が出てくるわけですね。
腰椎が瞬間的に「グキッ」とズレる為にぎっくり腰になる方もいますし、前方にズレっ放しになった状態を一般的に腰椎すべり症と言います。
ぎっくり腰の原因は運動不足や不良姿勢が原因とは言いますが、そういった環境下に置かれ続けた事による脊椎の安定に働く筋群の弱化が根本の原因なのではないでしょうか。
また腰椎すべり症に関しても・・・
・股関節屈筋群&腰椎伸筋群のTight
・股関節伸筋群のStrength低下
なども原因ではあると思いますが、多裂筋などのインナーユニットの不安定さが大きく関与しているのではないでしょうか。
またインナーユニットを構成するとてもとても大切な筋肉【腹横筋】と多裂筋はパートナーシップを結び、『Ring of Stability』として腰椎部分の保護に大きく関与しています。
まずはDrow-inなどで腹腔内圧を高めるインナーユニットをActiveにするExerciseをを行う事が腰痛予防やFunctional Movementには大切かと思います。
ジムではお腹をキュッとへこめてトレーニングに励んでみてくださいね
今から【World Greatest Fanboy Muscle(世界で最もミーハーな筋肉)】こと上腕二頭筋をトレーニングしてきます