11月12日
LGBTの講演をしに向かったのは
私が教員時代に勤めていた奈良の中学校。
先生としてではなく
全校生徒に向けての講演会の講師としての再訪。
先生として勤めていた学校に
一人間として
再び。
教員だった頃
私は自分の性を学校で公にすることはしませんでした。
先生である以上
学校という組織の一員として勤めている以上
一人でエイヤー!
と勝手にすることはできず
公にするには
学校や先生や保護者の理解と協力が必要だと
私自身が感じたからです。
「好きになるのは女性」
というだけなのに
なんでこんなに準備が必要なのか
と思うことももちろんありましたが
迷惑はかけたくない
と思うと
自分の治まる範囲でいいや
と思うのでした。
自分一人で済むならどんなに楽だろうか
と思うこともありました。
でも
そんな過去の自分を覆した
今回の講演会。
この場をくれた
かつて一緒に働いた先生。
事前学習から当日の準備まで
最善を尽くしてくれた現役の先生方。
話を最後まで聞いてくれて
見送りまでしてエールをくれた生徒たち。
みんなで作り上げた講演会。
一人では到底できなかった講演会。
出会いとご縁に感謝した
特別な日。
こんな形でまた来れるとは・・・幸せ。↓
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