いってらっしゃい! | Moratoriumer´

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今日も波に揺られて海を漂う。

今日はお昼ご飯をあきの実家で。



そしてあきはそのまま実家からしばらく福岡へ。

お母さんとお父さんとともに。

おいしいご飯を一緒に頂くも

どこかあきの様子がおかしくて少々気になる。

ご飯を食べ終えたころ

すでに準備を終えていたあきがのんびりしている一方

お母さんとお父さんが慌ただしく準備を始める。

その空間をちょこんとあきの横に座ってともにするうち。

邪魔にならないようにと早めに立ちそうとするも

あきがいて欲しいと言うものだから

そしてあきのお母さんもお父さんも

さほどうちを気にしないようなので

出発の時間までちょこんと座り続けた。

その時間が刻々と近づいていく。

そしてその時間が刻まれていくとともに

あきの元気がさらになくなり

少しずつとげとげしくなり

うちに見せる甘えとは違った

母と父に対する子どものような態度が垣間見える。

多感なあきのことだから

きっと4人の人間から色んなことを感じているんだろうけど

でもだからこそ

そしてみんなが好きだからこそ

ある程度言葉や行動や感覚を無視していかなければ

そこにいられず

自分が壊れていってしまうのかもしれない。

うちの母は教えてくれた。

この我が家があきにとって安らぎの場所なのだと。

ここはすでにうち一人の家ではなく

あきにとっても我が家なのだと。

ここがあきにとってどれほど必要で

どれほど大切な場所なのか

今日わかった気がした。

あきもあきのお母さんもお父さんも

なんだか今まで見てきた姿とは違って

色々な発見があった日だった。

あき・・・大丈夫かなぁ。

心配なんてしなくても

きっと大丈夫なんだろうけど

心配になっちゃうな。

別れ際

あまりにあきが悲しそうな顔するものだから

直視できずにさらっと立ち去ってしまった。

どうか

無事で帰ってきますように。

我が家で待ってます。

まずは

無事にフライトできますように。

風よ

どうか穏やかで。


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