異性愛と同性愛とそこに感じる優先順位 | Moratoriumer´

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今日も波に揺られて海を漂う。

涙を拭いてくれる人がいたのは

いつぶりだっけ。

誰かの腕の中で強がりもせず泣いたことって

あったっけな。

もう覚えてないや。

異性愛と同性愛

そこに感じている優先順位

うちはいまだに変わってない。

異性愛の前では

うちは何歩も引きさがる。

同性愛では障害が多いから。

たぶん理由はそれ。

相手の幸せを願うと

うちは感情より理性で動く。

「好きな人を幸せにしたい」

ではなく

「好きな人に幸せになって欲しい」

と思ううちは

その幸せの中から自分の存在をなくしてしまう。

そしてその空いた空間に男性の存在を入れてしまう。

そんな話を

今まで何人かに話してきたけど

「全然わかんない」

「なんでそう思うん」

と何人もの人に言われてきた。

自分でも何度も考えてみたけど

理解も納得もできるんだけど

それでも残る劣等感に似たもの。

だめだこりゃ。

弱い自分を久々に自ら人前に出した。

すごく勇気がいった。

弱みを出して

そこを触られたら

簡単に傷がついてしまうんじゃないかって

不安だったから。

でも逆だった。

弱みを出したら

そっと両手で包んでくれた。

こんなこともあるんだな。

うちには少し優しすぎたけど。

一人じゃなく

誰かのそばで泣くのも

たまにはいいかな。