そんな自分はイヤ | Moratoriumer´

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今日も波に揺られて海を漂う。

やっぱり弱みって見せらんないな。

甘えちゃう自分がイヤ。

不満を言っちゃう自分もイヤ。

楽になるのは知ってるけど

それをしたら自分がイヤになるのも知ってる。

でもただイヤだから避けてるだけじゃない。

なんとなく察してくれる人がいて

さりげなく声をかけてくれる人がいて

そばにいるだけでなんかホッとできる人がいることを

うちは感じていたいんだ。

自分から求めたらそれを感じることもなく

まして感謝することもなく

ただ自分が楽になって自己解決した気になるのがイヤ。

日常の風景の中に一人でいると

自分が消えたところでこの世界の何が変わるんだろう

なんて虚無感に浸ってしみじみするけど

そんな疑問も口にすればきっと優しく答えてくれる人がいる。

どこかで何かが変わる人がきっといる。

それをうちは心の奥で感じていたいだけ。

だから本気でそんなことを思っても口にはしない。

口にするのは

「むしろ変えてやろう」

と自分で視点を転換したあとの言葉。

ただの弱音は

うちにはいらない。

よっぽどのことがない限りそうありたい。

・・・というのは願望にすぎないんだけどね。