心の温度
うちはそれを自分では高められない。
冷たくて重くてどこまでも暗かった
そんなうちの心は
今やその面影もないくらいにあったかい。
でもそれは自分で温めたものではなく
周りの人によって優しく温められたものでした。
毎日あったかいです。
一人になっても温もりは残っています。
だからいつもあったかいです。
ときには水がかかることもあるけれど
そのときうちの心はまるで油に姿を変えるようで
どこからともなく熱が生じます。
かつてはね
自分で高めるどころか
どこまでも冷やそうとしてきました。
それがうちの強さに変わるのを知っていたから。
でもね
また違う強さをうちは知ってしまった。
温まると冷えるのが怖い。
そう思っていたけど
どうやらその心配もなさそうです。
人ってあったかいね。
いやうちじゃなくて
みんながさ。