そういえば昨日
セルフのガソリンスタンドでガソリン入れてたら
隣からひょこっとおじいちゃんが顔を出して
「初めてだもんで教えてもらえんかねー?」
ってうちに声を掛けてきました。
「あ、いいですよー。」
とか言ってるうちは
サングラスにTシャツにハーパンにスニーカーという容姿。
おじいちゃんのペースに合わせて
なるべくおじいちゃんにやってもらって
一緒にガソリンを入れました。
もちろんうちがやっちゃえば早いんだけど
おじいちゃんが次来たときにも困らないようにね。
ちなみに一番の大役は
10L入れたいというおじいちゃんに
うちがメーターを見て10Lを伝えることでした。
「今はちですー・・・きゅう・・・じゅう!」
おじいちゃんの絶妙なタイミングにより
9.99L・・・おしい(笑)
このおじいちゃんから学ぶことは多かった。
わからないことを全く恥じずに素直に教えてもらう姿勢や
何度も相手の都合を気に掛けたり何度も感謝の言葉を言う優しさや
それに何より年齢や外見やイメージにこだわらずに接する態度。
意外と若者より親世代や祖父母世代の人のが
気さくに話しかけてくれる。
たぶん若いころは
自分自身が意識してるから外見に対して敏感なんだと思うけど
結局は中身が大事って
大人になればなるほどわかるもんなんだろうとうちは思う。
おじいちゃんおばあちゃん世代は
性別に対する規範が強いことは知ってる。
というか規範というものの存在自体が大きいように思う。
このおじいちゃんも
うちが同性愛者と知ったら
もう声を掛けてはくれないんかな。
規範というものによって
うちは見えなくなってしまうんだろうか。