眠れない夜を押し付けたのは否めなくて

優しさなの?着信履歴比例して吐いた嘘

戻せない針が虚しく響く冷めた部屋は

一人じゃ少し広すぎるから

僕らはそれを理由に背中合わせで夢を見よう

胸の奥の痛みがどれほどか伝えたい

0と1で出来た薔薇を今すぐ君に届けよう

この想いを共にして

「『何年先も変わらずに』そんな言葉もあったの覚えてる?

二人過ごしてきた幾千の日々に嘘なんてないけど

気持ちはここにないでしょ?

そろそろ開放してあげるわ」

弱虫な僕はこの街の色に染まる 生きてゆくために

目に映るものが全てウソに見えていた

無常な日々

情けなくていい 傍にいたいだけ

何もいらないけれど証を下さい

誰も見えなくて壊れてしまいそう

全て吸い取って 骨の髄まで


飾らなくていい 愛されたいだけ

今すべてを無くしてもあなたが欲しい

すべて凍りついてコナゴナになりそう

一人にしないで 奴隷でいいから


あなたに抱かれて 胸に爪を立て

こんなにツライなら愛なんて信じない

忘れられなくて 離れられなくて

あなたの嘘まだどこかで信じてる

とるにたらない存在ならばもう寄りそったりしないで

僕は君に手を差しのべたままなのに

なぜそんなにも瞳をそむけるの?

もう僕じゃなくてもいいの?

君は人の限界を試しているの?


理不尽じゃないかけひきならば無駄使いとは思わない

それが僕の総てでもかまいはしない

このシナリオの結末ならば続きは君が書けばいい

そうね 僕を生かせるのも殺せるのも君次第

つかみ所のない関係と知りながら君は

何も言わず僕の腕で朝を迎える

とりつくろう笑顔に乾いた涙の後が

ごまかすつもりならもう少しうまく嘘をついて

今まであいづちだけやうなづくだけで来たけれど

強がる術を君に教えられた


今は何もかもハッタリと知ったかぶりでもいいんじゃない?

現在をそうすることで弱い僕も変えられるのなら