声も身体も指も髪も寝顔も心さえも全部

一つ残らず愛してるの 私だけのものだわ

どこかで偶然とか身近でレプリカとか

探すことに疲れそれでもすがって

大袈裟ではなく最愛は君で

天秤にかけてよ 刺と猫

餌あげちゃった×ね

彼と彼と彼と彼を切り捨てた小指よ

甘く噛むべきよ

何度でも差し出すのはこの夜が残りますように

首筋に重ねたのは口出しの出来ない未練

吐息は飲んで見せぬふりしよう

部屋を出て行くあなた 溜息に変わる

たった今からは抱きしめる資格すらない

泣いて笑う君 振り回されることもない

幸せを願うこともない

君は昔の恋人

最愛を選んだ日 それはそれは良く晴れた朝

裁けない天ならば一層、このまま陰りのほうへ


遠くなる鼓動までひとつひとつ見て忘れないでね

鳴り響く木槌などでは二人は測れないわ

これは罪な君へ捧げる 生れ落ちた理由です

形の無いもの故の文 上手く上手くそれだけを願う


過去にいくつ君へ仕えた誰よりもが私でしょう

傍に置けば少しは楽で 好む姿映し続けます

一人にしないで 意志剥ぎ取るから

好みの鈍器で容姿変えるから

嫌 泣いて泣いて塞いで

唯一奉仕捧げる


全ては受理して要求はしない

許されないなら温度も持たない

酔う 最後最後でループ

心地良い痛みにまかせて

待ち合わせには決まって遅れて到着の彼が

なのに先に待ってるの 最後まで冷たい人

ちょっと待ってよ 止めたら許せますか?

泣けば泣くほど惨めですね

罪な女の最後です