前回はふれませんでしたが、上の写真、おとうさんの前に
青いヘルメットをかぶった男の子もいるのです。
おとうさん&息子くんで、自転車に乗って(電車で)お出かけ…!?
(2026年4月19日ブログより)
前回のブログで取り上げた、自転車ごと電車に乗り込む人たちのようなこと――、これはけっこう身近にあるのです。
どういうことかと言うと、【ある地域にいる人たちにとっては、それが当たり前だと思ってるようなことでも、他の場所に暮らす人たちからすると びっくり仰天すること】がよくある…ということです。
この典型は例のテレビ番組「秘密のケンミンSHOW極」なんかがそうですね…。
ある県に住んでる人たちは自分たちのライフスタイルが全国共通だと思って疑わない…、そして、そんなことはありませんよ…と、テレビ局の人に言われると「うそや〜ん」「ほんまでっか」みたいな感じですごいリアクションをするのです。見てる側は、そのギャップを楽しむ…。 ![]()
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ほかの例で言えば、日本のメディア(例、テレビ局)を巡る状況についても同じことが言えます。
ある場所(→日本)にいる人たちはそれが当たり前だと思ってるようなことでも 他の場所に暮らす人たち(→ヨーロッパやアメリカ)からすると びっくり仰天なこととして「電波」に対する扱いがあります。
田英夫さんは「特攻隊員」として敗戦の日を迎えた人ですが、日本の放送局は政府によって認可権を握られている、欧米の場合には電波というのは公共のものだから 大統領といえども 口出しできない…というちがいがあることを『特攻隊と憲法九条』(リヨン社)という本に書いています(注)。
(注)下にその部分、引用しておきましたので、あとで見てください。
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そしてもっとも大きな「びっくり仰天」は、日本が憲法9条を持ちながら、巨額の軍事予算を組んで日本がどんどん 軍事大国になっていることでしょうね。
紛争を解決する手段として軍備を持たない…と憲法で定めながら、
ある日突然…「敵基地攻撃論」を認め、
国内に「ミサイル基地」を作り始めて、射程1000km のミサイルで他国を攻撃できるようにする、
さらには「人殺しの専用ツール」の開発にも熱心で、それを海外に売り込もうとする…
こういう国のありようを、「ケンミン(例、日本国民)」ではない、よそのケンミンの人たちが見たら、それも…日本に憲法9条があることを知っている人たちからしたら、これこそが びっくり仰天であることはまちがいないでしょう。
( お し ま い )
〔 参 考 〕 ※以下は、田英夫さんの文章です。
「もう一つ、テレビ局を作ってよろしいというテレビ局の認可権を日本はだれが持っているのかについて、ほとんどの方がご存じない、 気にされていないと思います。
アメリカやヨーロッパ各国のような民主的先進国は、政府でもなければ 国会でもない三権にかかわりのない独立した民間の組織が、無線局、テレビ局の認可権を持つ体制をとっています。つまり、電波というのは国民の共有物ですから、決して権力側の持ちものにしてはならないということです。
たとえば、アメリカなどでは連邦通信委員会(FCC) があり、アメリカの二大政党である共和党と民主党が推薦した人物を議会で承認して、5人の委員をつくってそのもとに数百人のスタッフを置いて1つの独立した機関があるわけです。これがテレビ局の認可をする。政府も議会も、もちろん大統領もこれに介入することは許されない、という体制をとっています。
ところが、日本は総務大臣がテレビ局の認可権を持っています。電波法第4条で、無線局を作ろうとするものは総務大臣の認可を受けなければならないという項目があります。
そして 電波法第13条で無線局は、つまり テレビ局もふくめて5年に一度 再免許を申請し、再免許を受けなければならないという規定があります。そのため、テレビ局が問題を起こしたときに、特に権力にとって都合の悪いこと、困ること、そうした報道などで問題を起こしたときには、総務大臣の権限で再免許を与えないことができるのです。これは、世界の民主的先進国にありえない、大変恥ずかしいことだと思います」(田英夫『特攻隊と憲法九条』P146〜147より)
◆ 孫崎享さんの…意外なひとこと( 2018年1月22日ブログ )




