樋口英明さんを追ったドキュメンタリー映画の、上映会のお知らせです。
詳細は、下記の通りですが、もしかして&モシカシテ… 樋口英明さんてダレ?と思う人もいるでしょうから、そういう人のために、映画を見る前の “予習” として、「今日もマーヒー」ブログでわたしが書いたものの中から、ごくかんたんに読みやすいものをあげておきます(注)。
(注)樋口さん自身、『 私が原発を止めた理由 』(旬報社)という本を書かれて
いますので、そちらを読んでも、樋口さんの人となり、考え方はよくわかります。
原発:だれにでもわかる話
( 2023年3月17日ブログ )
樋口英明さん:講演会
( 2020年11月3日ブログ )
専門家は、ウソをつく
( 2020年11月21日ブログ )
樋口さんの講演会は、もう何回か足を運んでいるのですが、わたしがいつも感銘を受けるのは、樋口さんが「原発の危険性を知ってしまった以上、わたしたち一人ひとりにも責任がある」と言われる点です。
今年1月に千葉県内でおこなわれた樋口英明さん講演会。わたしは、知り合いに誘われて、「ふたつ返事」で出かけてきました。この時も、たくさん、ためになる話を聴くことが出来ましたが、その話はまた後日…(2024年1月14日、千葉県内にて)
そして、たいていの講演会で、樋口さんは、
あのキング牧師の言葉を引くのです(上記著書でも紹介されています)。
「最大の悲劇は、悪人の暴力ではなく、善人の沈黙である」
そうなのです、わたしも、ふだんから このことは心に刻んで生きています。
だから、この言葉を樋口さんが講演会で口にされたのを初めて聞いたとき、わたしは身ぶるいするぐらいうれしかったです。
そのキング牧師の言葉に関連して、わたしは、次のことも言いたいです。
まず一人の人間として当然知っておくべきことを知らないでいること、すなわち「無知」というのは「罪」だと思いますし(英語の「sin」。「crime」とは違って法律違反は問われないが、道徳的に非難されるべきことという意味での「罪」ということです)、さらに…
自分が知った、ある事実について、それに「沈黙:見て見ぬふりをすること、無関心を装うこと」の態度を採ることは、「無知」以上に非難されるべきことだと、最近 わたしは思うようになりました。
ま…それは、ともかく、
みなさん、下記上映会に どうぞお出かけて下さいませ。
( お し ま い )
〔 参 考 〕
映画「原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち」上映会
日時:2024年3月3日(日)13:15開場 13:45上映(1回上映)
会場:市川市文学ミュージアム グリーンスタジオ
(市川市鬼高1-1-4 市川中央図書館2階)
定員:260名
主催:「原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち」市川上映委員会
問合せ:genpatsutometa.ichikawa@gmail.com (片岡)
公式サイト(予告編):コチラ
◆ 善人の沈黙について( 2018年4月14日ブログ )
◆ 声 を あ げ よ う! ( 2020年11月7日ブログ )