このあいだ…歩道を歩いていて衝撃的な光景に出くわしました。

 

 うまく見えるでしょうか…(↓)。

 

 

 

 ちょうど歩行者向けの信号が「赤」でかなりの人が信号待ちしていたのですが、

 

 …ほぼ全員が

 

       (注)

 

〔参考〕ウェブより

 

(注) いまの若い人は、二宮尊徳(にのみやそんとく)を知らない人もいるそうです。まぁわたしだってそんなに詳しくは知りません。江戸時代に薪(たきぎ)をかついで(←つまりお家の手伝い)、     てくてく歩きながら、本を読んでいたという人らしいです。つまり…元祖〈歩きスマホ〉ということです。

 

 チューリップ 

 

   ひまさえあれば、

 

      お酒を飲んでいる、ニヒヒ

 

         特に必要ないのに、

 

            お酒を飲んでいる、酔っ払い

 

               気がつくと、

 

                  お酒を飲んでいる… デレデレ

 

 こういう人って、

 

 まぁ、かなりヤバい系の人たちですよね。

 

       控えめに言って…

 

 アルコール依存症

 

       手きびしく言うと、

 

 アルコール中毒

 

 さきほどの写真に関しても、

 

 いまかなり多くの人たちが

 

 スマホ依存症

 

 スマホ中毒

 

 になっている…可能性が無いわけではありません。

 

   

 

 医学専門用語…的に言えば、

 

  

 

とでも呼べるかもしれません。

 

 わたしのまわりにも、これらの信号待ちの人たちと似た状況の人がいます。

 

 たとえば、家に帰って、1 どっこいしょと自宅リビングのソファに座ると、2 とりあえずテレビをつけて、3 冷蔵庫から缶ビール持って来て…「プシュ~」ってあけて、ゴクリとひと口ビールを味わって、それからリモコンで、4 「何かオモシロい番組、やっているかなぁ」と、ひと通り番組に目を通して、5 自分の好きなバライエティでもあると、そのまま2時間でも3時間でも見ている人 ―― 。

 

 それの…、かなり増えていませんか? ポーン

 

 とりあえず…、

 

 時間があると…、

 

 スマホ画面を…見ている人。ポーン

 

 テレビの場合は、まだ弊害が(スマホに比べれば)少ないのです。

 

 自宅まで帰ってきて、

 

 ソファにどっこいしょと座って、リモコンに手を伸ばして、テレビのスイッチを入れなければ、テレビ画面は「立ち上がらない」し、自宅でなければ…テレビに見入るということはできないからです。

 

 でも、

 

 スマホはちがうでしょ!?ハッ

 

 これって言わば、ポケットの中にテレビが入っている・・・いや、ちがうな。「ワンセグチューナー」なら「ポケットにテレビが入っているようなもの」と言えますが、スマホはそうじゃない…、LINEで友だちとペチャクチャおしゃべりも出来るから、ポケットの中に、「テレビに加えて…ソファに座っている友だち」がいるようなものです。

 

 チューリップ

 

 「アル中」という言葉を知らない人が、

 

   ひまさえあれば、

 

      お酒を飲んでいる、ニヒヒ

 

         特に必要ないのに、

 

            お酒を飲んでいる、酔っ払い

 

               気がつくと、

 

                  お酒を飲んでいる… デレデレ

 

 という人を見かけた時に、その人は、目の前の「お酒好きの人」の人に…医学的な危機感を抱くでしょうか(抱くことはできるでしょうか)

 

 それは ―― 言ってみれば「セクハラ」という言葉を知らない人が、目の前の「セクハラ」に気づくことは出来るのか、という問いにも言いかえられます(注2)。

 

(注2)この問いは、わたしの知り合いの人から教えてもらったものです。その人は「〈おためごかし〉という言葉を知らない人は、目の前の〈おためごかし〉に気づくことは出来るのか」とも、わたしに問いかけてくれました…。〈おためごかし〉、なかなかナイスな好例です。

  

 「アル中」という言葉を知っている人ならば、パッとその人(の状態)を見ただけで、「あっ、この人はアル中だ」とすぐにぴんと来るでしょうが、「アル中」という言葉を知らない人は、「アル中」(というものの言葉=ものの見方)を知らないのですから、目の前に「アル中」の人がいても、目の前の(その人が)「アル中」という状態(にあること)はわからないわけです。

 

なんだか…とっても不思議ですけど。

 

 チューリップ

  

 ここで、わたしが2016月10月12日ブログに書いたことを思い出してもらえると、とってもうれしいです。

  

 あそこでの話、ごくかいつまんで言えば、

 

  どんなに目の前のできごとが見えていても、それを表わす言葉を知らないと、目の前のことをその人はしっかり認識できない(わからない)ということでした。

 

 あの時に出した例は、「赤色」「朱色」「紅色」「茜色」の4種類が塗り分けられた紙を見せられても、もしその人が「朱色」「紅色」「茜色」という言葉を知らなかったら、そこに「赤色/朱色/紅色/茜色」の4種類の色が塗られているということは、わからないのではないかという話でした。

 

 もちろん…「うすい赤」「オレンジががった赤」「あざやかな赤」という言い方で、何らかのちがいはわかるかもしれませんが、では・・・もしその人が「赤」という言葉は知っていても「うすい」「オレンジがかった」「あざやかな」という言葉を知らなかったら…?  

 不思議でしょう

 

  

 

 1枚目のポスターなんかも、

 

ウインク 「スマホ見ながら歩いていると、人にふつかりますよ」

口笛 「犬のウンコ踏んじゃっても知りませんよ」

 

 みたいに警告していますけど…

本当に警告すべきことって、そういうことなのかなぁ…。

 

  そうではありませんよね

 

 「歩きスマホ」が本当に問題なのではなくて(注:もちろん歩行中の事故になり得るということにも注意しないといけませんが)、人々が「スマホ中毒」「スマホ依存症」になって、

 

(病)が

 

…ということが、実は、いちばん怖いのです。 

 

(おしまい)