わたしは、世の中の常識(?)と言うのか…、多くの人がさも当たり前であるかのように言うこと、とりわけよその人が得意げに言うことは、はじめから当てにしないことにしています。

 

 だから…料理関係の…例の「ミシュラン本」なんて、ひらきもしません。

 

 信用するのは、自分の味覚だけ。

 

 ついでに、自分の舌(味覚)以上に、時代を読む感覚については、常に研ぎ澄ましておきたいと気をつけています。

 

 

※ こちらは「世界一小さい図書館」近くのカフェです…

 

 だから、このブログでも(社会問題はわりあい取り上げても…)「食」と言うか、「食べ歩き」めいたことについてはあんまり書かないのですが、でも先日…

都内の、とあるカフェに行って超~ショックだったことがあるので、今日はその時のことを書かせてもらいます。

 

 そのお店について詳しく書くと(お店に)迷惑がかかるといけないので、詳細(注:場所や店名)は控えますが…気がついたことを書くと、

 

1 まず…アルバイトの学生を使っているからか…、ガチャガチャ…食器を洗ったり、つみ重ねたりする音がうるさいのです。これは(そのお店に限らず)個人でお店(カフェetc)などをやっている人は、ぜひ気をつけてほしいと、詩乃ちゃんからお願いです。

 

 スタバとか、ドトールとか、その手のチェーン店だったら、バイトの学生が食器をうるさく音を立てて片付けていても、それは仕方ないかもしれません。でも、個人商店はちがうと思うのです。お客さんだって、チェーン店を避けて、そういうお店(個人商店)を選んでコーヒーを飲みに来るということは、店内の騒がしさ(注:それも店員さんの出す騒がしさ)がチェーン店と同じだったら困るのです。

 

 特に、わたしが行った(都内にある)カフェは、歴史もあって(注:古くからの常連さんも多い)、やはり静かに時間を過ごしたい人が集うお店なのです。そういうところで、バイトの子(学生?)ガチャガチャと音を立てて食器を片づけている…って、も~~~最悪です。

 

 これは前に書いたことですが、たとえばカウンター内で(営業時間中に)食器などのあとかたづけをしなくてはいけないことも…出てくるかもしれません。でも、そういう時だって、「いっさい音を立てない」ってことが(お店の側の)エチケットじゃないでしょうか。

 

 コーヒーを飲んだり時間つぶししたりするだけだったら、まぁ…スタバでも、コンビニでもいいわけです(よほどのコーヒー通ではない限り)。

 

 では、どうして…人がわざわざそういう(個人経営の)カフェに行くかと言えば、

 

 「静かに時間を過ごしたい」あるいは…

 

        ニコニコ 静かに思い出にひたりたい」

        ラブ 静かに失恋の痛手を癒したい」

        爆笑 静かに仕事の段取りについて考えたい」

 

 …等々、いろいろと目的は人によってちがうと思いますが、でも…行った先が

騒がしくてOK」という人はいないと思います。

 

 それなのに、拭(ふ)いたお皿をガチャガチャ音を立てて重ねる、カウンター上のグラスにスプーンを投げ入れるように音を立てて入れる、パンパンとネルを叩く、…そこのお店は(いつの間にか学生ふうのアルバイトの子がカウンターの中にいて)、まるで(学生が大学祭で)模擬店をやっているノリでした。

 

 もし、将来的にカフェなどをやってみたい人がいたら、コーヒーの味なんてことよりも、まず「人としてのマナー(礼儀作法)」を、わたしは身につけて欲しいです。人前で食器をガチャガチャ言わせるなんて、本当に…失礼な話です。

 

2 あとは…ソーサーが濡れていた(水気が残っていた)こと。これは…何て言うか、サイテー。たとえてみれば、バカラのグラスでお酒を出すお店で、グラスに…前のお客さんがつけた口紅が残ッテイマス…みたいな感じ。濡れた食器のまま(料理を盛って)出すなんてことは、ふつうの家庭でもやったら怒られます。

 

 しかも、そういうことって別に何もムズカシイことじゃないのです。ソーサーに水滴が残っていないか、中学生だってチェックできます。だから、そういうところがいい加減…というのは、キビシク言えば、お店を畳まなくてはいけないぐらいの…失態(注:お客さんに対する失礼)なのです。だから、ここはもうこれ以上何も書きません。

 

3 そこのカフェ…、生花がいけてある(?)のですが…残念ながら、生けた人がどうも…お花の生け方を知らないのです。まぁ、言ってみれば、お花屋さんから新聞紙にくるんだ花束を買って来て、そのまま花瓶に入れた(笑)…みたいな生け方なのです(涙)。

 

 ちょっとだけ(わたしが知っていることを)言わせてもらうと…お花を買って来て花瓶に挿したら「それで終わり」ではありません。お花は“生き物”なのですから、「女性が毎日髪の毛の手入れをする」みたいに「毎日手入れする」ことが必要です。まだ花がひらき切っていなかったら、そのひらき切っていない状態で、いちばんきれいに見せられるように生ける。日が経って、少しずつお花の状態も変わって来ますから、それに応じて手を加えてやらないと…お花は毎日、毎日…醜くなって行きます。

 

 そういう…毎日醜くなっていくものを、お客さんの目の前にド~ンと置き放しというのも失礼な話ですし、お客さんにしたら…ツライです(美シクナイモノヲ、…オ金ヲ払ッテ見セラレル)。

 

 もし、お花を(カウンターの上などに)生けるのなら、その(じょうずに生けられた)花を見て、例えば気持ちの沈んでいたお客さんが「明るい気持ち」になったり、(その花に)励まされたりするようでなければ…わざわざ生花を生ける必要はないのです。

 

 お花(切り花)も生きています。日々姿を変えます。その変わりようをとらえて…きれいに生けてあげることが出来ないのであれば、少しいい絵でも飾って、あとは“放置”しておけばいいのではないでしょうか。 

 

4 それから…これ書いていいのかなぁ…。そこのお店…花瓶(ガラス)の内側がきたないのです。ガラス製なら内側が透けて見えるのですから、もっと(水垢がついていないかを確かめて…)隅々まで洗ってからお花をいけないと…。

 

5 もうひとつ…こんなこと当然ですが、カウンターのお店では、中にいる人はおしゃべりしてはダメ。裏に(お客さんに見えない)厨房があって、そこで下ごしらえとかするというのなら、(お客さんに聞こえないように)ペチャクチャおしゃべりしてもいいと思いますが、カウンターの内側というのは、お店の人がきめ細かくサービスできるように(配膳&サービスする側が)待機しているスペースです。たとえば、お寿司屋さんの職人さんを考えてみてください。カウンターの内側で、板さん同士が「このあいだ、ディズニー行ったらさぁ」「…いいなぁ、だれと行ったの?」なんて会話していたら変です。ホテルのドアマンが並んで立っていて、その合間に小声でおしゃべりしていたら…やっぱりおかしいです。

 

 …て言うか、最近の「カフェをやりたい若い人たち」って、お遊び感覚の人も多いですよね。まさに、で…カウンター内でガチャがちゃとコーヒーを入れている人を見かけるのは…ちょっと残念です。

 

 「喫茶店」であれ「カフェ」であれ…そんな学祭での模擬店と同じノリで出来ると思ったら大まちがいョ … ト、ワタシハ言イタイ。

 

6 あと…カウンターの中で、(翌日のために)“炒め物”なんかしちゃダメ。そういうことは、裏手の厨房でやるか、(厨房が無ければ)営業時間に翌日のための「仕込み」をすればいいだけのこと。なぜかと言えば、(これは以前書いたことですが…右矢印コチラ)カウンター内というのは、パフォーマンスの場だから。裏手に厨房が無いからと言って、お客さんがお店にいるあいだに翌日の仕込みのために“炒め物”なんかしたら、お客さんのお召し物に臭いがつくでしょ

 

 そういうことも、別に「カフェ」での心得ではなくて、それ以前の…

「人としての礼儀」ですよね。

 

        口笛 閉店まであと1時間だ…、

           てへぺろ もう新規のお客さんも来ないだろう…

              ウインク この時間に、あすの仕込みをしておけ…

 

 とばかりに、カウンター内で“炒め物”を始めるなんていうのは…まさに大学祭の模擬店です。お客さんが店内にいなければ…ギリギリ(食材を炒めることは)OKかもしれませんが、きちんとした身なりのお客さんがいる前で…余計な煙(=におい)を出すなんて…、かなりポーン

 

チューリップ

 

 わたしの知り合いの中で…基本的に「仕事は(や)るか、殺られるか」だって言っている人がいます(笑)。まぁ、町中の八百屋さんが「殺るか、殺られるか」という意識で仕事をしていても変ですけど…。

 

 あっ…、

 待って。

 

 ちがうちがう…、町中の八百屋さんだって「殺るか、殺られるか」という覚悟は必要でした。

 

 まぁ、それは、お客さんに対して…「殺るか、殺られるか」というのは変ですけど、大手スーパーとの競争に対して…と言えばわかりやすいでしょう。

 

 つまり、大手のスーパーがいつ近所に出店して来るか、わからないわけです。長年のお客さんがついているから…と言って、ダラダラとだらしなく(=プロ意識なく)商売ごっこをしていたら、お客さんはあっという間に離れて行ってしまいます。価格競争で考えれば、個人商店は大手スーパーにかないません。だから、大手スーパーに対して「こちらが向こうに喰われるか、こちらの気迫で大手スーパーを撤退に追い込むか」という意識で仕事をしていなければ、特に小さな個人商店は存続していかないでしょう。

 

 その点は八百屋さんだけではなく、カフェも同じです。チェーン店に毛の生えた程度のサービスしか出来なければ、お客さんは(あっという間か徐々に…かはわかりませんが)離れて行ってしまうでしょう。せっかく先代が築いた信用でも、ガタガタ…と崩れるのは早いです。

 

 だから、本当に…個人で(常に緊張感を失わずに!!よい仕事をし続けるというのは、なかなか大変なのです。でも、個人商店には個人商店なりの良さがあります。つまり、チェーン店などとは違って、自分でよいと思ったことはとことん出来るのです(チェーン店は、上からの指示に従わなければ…自分がクビです)。

 

 だから…そのカフェも、(せっかく先代から続いているのですから)誰かが教えてあげて、うまく軌道修正できればよいなぁ~と願っています。        …オシマイ。

 

チューリップ

 

〔追記〕 ハハハ…。わたしが、その知り合いの人に「お花」の話をしたら、その人ったら…そこのカフェで「この花、だれが生けたんですか」って聞いちゃったらしい(笑)。しかも…そんな質問をした“背景”をうまく説明できずに、そのお花のことを褒める(?)ような感じでお店を出て来たそうなのです。ピ~~ンチ。やばいじゃん? 特にガラス製の丈(たけ)のある花瓶にお花を生ける時には、毎日手を入れないと、すぐ見栄えは悪くなります…。あ~あ、知~~らない。お花屋さんからお花を買って来て、ただ「バサッ」と花瓶に挿したのでは、特にボリュームのある花束の場合…目も当てられない状態になってしまいます。う~~~ん…難問。わたしがそこのカフェに行って、生け花について指南してあげてもいいんだけど…(笑)、ハハハ…弱った、弱った。

 

 

                   ◆ 必要ナイモノガ…必要ダ(2016年9月8日ブログ

                  お茶の精神ついて(2018年2月18日ブログ