とらさん――と言っても、よく知られた「男はつらいよ」の車寅次郎のことではありません…。とらさんは、私がひそかに応援している、紙芝居屋さんの、三橋とらさんです。

 

懐かしいなぁ、とらさんも…心なしか…若いんじゃない?(ふふふ)

 

 そのとらさんから、8月のある日…メールが来ました。

 

とらさん:「今日の夜、上野動物園で紙芝居やるから、よろしくねぇ~」

詩乃さん:「え…え…え…?今日の夜って、ずいぶんと急なお知らせじゃない?」

とらさん:「ホントだねぇ~~~(笑)」

 

 まぁ、だいたいこんなでメールのやりとりがありました。何でも、その前日ぐらいまで宮城(の花巻?)にいたらしい、とらさん…、とにかく「今晩、紙芝居やるよ~」と連絡をくれたことは、うれしかったです。

 

となりに見えるのは、上野動物園の名物「サル山」。おサルさんたちも、実はとらさんの紙しばいを聴いているのです…(あとで証拠写真を)。

とらさん…若い、若い(笑)、若杉弘~!!

 

 でも…、でも…、

 

 その夜、私は上野動物園には行けなかったのです(モロモロの所用があって…)。

 

 で…!

 

 いつも私と同じくとらさんの紙芝居を見に行くHamaG(「ハマジ~」と読んでクダサイ)にもあとで聞いたら…「ごめ~んす、オレも行けなかったっす」みたいな返信で、詩乃とHamaGのダブルで、とらさんの紙芝居をすっぼかしてしまったことになります。

 

 …ごめんね…、とらさん。だから、お詫びに、これまでのとらさんの勇姿(?)を、こうやって私のブログで紹介するね…、ふふふ…、これ…本邦初公開だよ、ここの写真…いつだったかな?3年ぐらい前じゃないかなぁ…、何だか懐かしいネ。

 

 

とらさんの商売道具…、手前にあるのは拍子木(ひょうしぎ)

これらをキャリーバッグにうまく詰め込んで…

移動しま~す!

 

 8月28日(日)の深夜、とらさんは悩んでいた。

 

原文は、1行書きなんだけど…それをベタ打ちにして、適当に体裁整えて紹介すると…

 

「うーん うーん 悩みすぎてハゲそうだ。いや、もう既にハゲたけどね。ハゲ終わったけどね。

 

北海道から東京に帰ってきて3年経った。帰ってきた理由はある目的があったからだ。前人未到の紙芝居を使った表現をやってやりたいという野望。

 

もちろん、北海道でもできなかったわけではなかったかもしれない。しかし、紙芝居をやるのなら東京のほうが都合が良かった。まず、雪が降らないので移動が楽。」

(以下、省略)

 

 引用した最後の…「紙芝居やるなら東京のほうが都合がいい、だって雪が降らないから移動が楽」というところ、「雪が降らないから」というのが妙にリアルで笑える。

 

 あっ…あとですね…みなさん、「三橋とら」って…「みつはし」じゃないですよ、「みはし・とら」ですから。ついでにHamaGは、とらさんのこと「三橋」から取って「三ちゃん」と呼んでいます。その呼び方もいいなぁ…ドキドキ

 

大事な証拠写真。とらさんの心地よい語りに、おサルさん…ウットリ。

 

 それから、これがいちばん…言いたいことなのですが、舞踏もバレエもダンスも、その他のあらゆる芸術活動、創作活動は、戦争(人と人との殺し合い)が無いから出来るのです。だから、どんなに時代が変わっても、戦争だけはダメ。

 

 “正義”の戦争なんて、「真っ赤なブルー」や「四角い楕円(だえん)」が無いのと同じように、あり得ない!!!

 

 戦争を仕かける側は自分たちの“正義”をとかく大上段にかかげるけど、戦争っていうのは、集団による(!)人と人との殺し合い。

 

 そういう…人と人との殺し合いに正義も何もあるはず無いじゃない。戦争は勝った側も負けた側も、仕かけた側も受けて立つ側もすべてダメ。絶対悪!!! 以上。

 

 

 

  とらさんて、こんな人

  http://ameblo.jp/tora3843/entry-12194663550.html