ボウイング、音階Hdurです。
降りてきたときのファーストポジションの4の指、低くなりがちなので注意。指伸ばさないと。
重音、5度の音は大事。

クロイツェルNo.37。
G、D線での重音のあとA,E線での重音弾くときのなめらかさが難しい。
A,Eになるとき弓を右に逃す感じ。
あとはA,Eになるとき、弓だけ角度かえるのでなくバイオリン本体も傾けるのがコツ。

次はローデのNo.7。

曲です。モーツァルトK.304。
最初の4小節から細かく指摘を受けます。
抑えてはじまり、二小節目の二分音符の響きをだいじに。
ソの音を山頂としてそこへむけて、ビブも調整。
ミからソはつながるように、山頂のソは粘っこく。
ここでも、アップからダウンへの切り替え時、さっきの重音のように
楽器も寄せるのがけっこう効果的。
まさに全身を使うということでね。
響きを大事にするためには、allegroとはいっても弓のスピードを落とし気味にして繰り返し練習。

4小節目はファのレガート大事。最初の2音では弓の量少な目に。
次のシ、音は下がるけれど気持ちではさがらないつもりで。

そのあとのフォルテ、ここがまた難しい。
スタカートで跳ねさせたいのだけれど響きもほしい。
まず弓を弦の上に乗せ、指の重みを加える。
ぐっと引っ掛けてから腕を使って右へ抜く!
一音一音止めて、練習。

モーツァルトの音を出すのはすごく難しいんですって。
そうでしょうねぇ
んでもってこの曲はいつものモーツァルトより少し翳りも含むからまたこれが
難しい。
単なるキラキラってだけじゃないんです。

とにかく、これ以上ないくらい基本事項だけれど、
右腕ですよ、ボウイングの時は意識していても
曲になるとあっという間に頭から抜けてしまう。体に右腕の動きが染みついていないらでしょうか。
自然に動くようになれば、意識せずともいけると思うのだけれど。。。。