面白かった!
ヒュー・グラント、大分前に「もう映画出たくない」みたいな発言をして以降実際出ていなかったから、近頃はもう出演作を調べてもいなかったのだけれど、知り合いにこの映画について聞いたので早速鑑賞してきた。

ほぼ会話劇に終始。そのあたりも、オースティンを意識しているのか?なんて(小ネタの中でもオースティン関係が特に気合入っていたのは、ヒューがオースティン作品に幾つか出ているからに違いない)。
劇的盛り上がりなど無いので、そういうのを求める人はおそらくアクビ連発。
皮肉や自虐が混じった軽妙な会話の応酬が好きな人には相当楽しいこの映画。

年のとり方も自然でいいし、でもやはり映画用なところはあるのか、今月のロンドンテニス大会で目撃されたプライベートの表情より恰好いい。ただのシャツ+セーターが似合う。使われている音楽も良かった。

ヒュー以外の出演者もみんな良かった。学科長とか隣人とか教授とか...

今回、父役が非常に似合っていて、これが一番のびっくりどころ。
なぜならヒューが父親役って今までの映画で
おそらくなかったし、強いていえば「モーガン夫妻」だが、ラストで赤ん坊?抱いているかなんかの時、非常に違和感を感じたんだもん。

...で、色々リライフについて検索していたら、なんとヒューは今や4人の子持ちだそうだ!!