初見です。ピーター・ダレル振付オッフェンバック曲。
簡単にストーリー言うと、ホフマンが自分の悲しい恋愛話を三つ話し、ラストは現在進行していた恋愛にも破れて終わるという。
だもんで、女性が三人(+現在の一人)出てくるわけです。厳密に言うと一人は人形なのだが、人形、病弱な乙女、娼婦、と現在の歌手(だったかな)との踊りを若いころから壮年・中年のホフマンがそれぞれ踊るのですが、出番の配分を見ると、明らかに病弱な乙女が主役じゃん!て思っちゃうほど。

配役見ても納得、この人の時がダントツ拍手多かったもんね。可愛いし人気なんだろう。柔軟性もあって綺麗です。
英国バレエらしいわ...と思っていたらこの2幕でいきなしプティパ風のパドドゥになってビックリ。でもコールドの出てきかた凝っていたし揃っていた。

人形の1幕でもコールドが印象的。お辞儀のような動き、くすんだ色合いの衣装が素敵で。
悪者(名前失念)と手下のテーマが楽しかった。

娼婦との踊りの時、テーマ曲に舟歌(最近バイオリンレッスンで習った)が流れていたので、おおっと食いついたが、よく考えたら一番ドロドロしている場面で何故この爽やかな曲...使ったんだろう、ダレルさん。

音楽も良かったし色々なソリストが見られるし、満足でした。また見たい演目になりました。


11月は結構バレエに行く予定。
シュツットゥガルト・バレエのロミジュリ。
同じくシュツットゥガルト・バレエのオネーギン。これはバレエ初という友人を誘って。
初バレエ何がいいかかなり迷ったけれど音楽もチャイコ様(編曲あるけど)だしドラマチックバレエだし、ということでこの演目に。
あとはマリインスキー、ロパートキナの愛の伝説。白鳥は売り切れだったので...。
余裕があればザンダー・パリッシュのロミジュリも行きたい。