ピーター・ライト改振付だそうで。舞台美術、全体的に暗い雰囲気で。一幕の王子の友人がやたら踊る踊る、タイロン・シングルトン演じる王子はひたすらつまらねぇ風。けっこう演技派。でもジャンプ高いし、ザンレールの着地がぴたっと決まる。
私の好きな音楽で、重い衣装をまとった、絶対踊らなそうな男集団が踊った時はびっくり。しかもせいぜい歩いて回ってくらいと思ったら脚も上げたし。途中で王子の友人大勢も加わって。

セリーヌ・ギッテンスの二の腕は私の超好み!細くて、でも細すぎず、きれいな筋肉がついている。ふくらはぎ(ひざ下)はイマイチ。そしてトゥバランスが良い。何か所かぎこちない部分はあるが、背中から倒れて行って王子が支えるところ、すっごいゆっくりふんわりだったの。うっとりだわ~きれいだわ~
群舞の振りはけっこう変えられていた。ちょっとバタバタがうるさい個所があった(ジャンプとか)。でも腕は綺麗に揃っていたと思う。
二羽の白鳥の一人、脚がきれいに高く上がるの、アジア人っぽいなぁと思ったら中国人でしたね。

音楽もいつもよりよく響いていた気がする。
終幕、ギッテンス少し疲れてるかな?と思う場面が。でもここではシングルトンが演技派発揮して、久々白鳥で涙したよ、私は。ハープの部分があったからそれによるところが大きいと思うけれど。

この前の白鳥は去年の11月のボリショイ、その前は...と調べてみたらなんと2011年の1月でした。こんなに白鳥を観ていないとは思わなかった。いい白鳥をもっと観たいな。

と思ったら次は新国立の白鳥が控えているのです。